「家庭画報」は、日本の伝統文化や四季の美を見つめ、心豊かな暮らしを提案します。
≪時代をリードした特集≫
美しく大きな誌面で、読者に「夢」を。これが創刊以来の私たちの姿勢です。
しかし、その夢は単に描くだけの夢物語ではなく、本誌から読者への具体的な生活提案である
ということも私たちが手掛けてきたことなのです。
衣食住のシーンに新たな可能性を探り、また読者の生き方や暮らしに学び、ある時は社会に疑問を投げかけ、多くの特集が生まれました。
●11月号・主な特集●
・一度は見たい絶景から、暮らしに息づく美まで 紅葉を礼讃する
古くは『万葉集』の時代から、日本人はカエデをはじめとする落葉樹の色づいた葉の美しさを称揚してきました。大自然を彩る圧倒的な絶景から、美術品や工芸品のなかに描かれた紅葉、さらには暮らしのなかでの紅葉の楽しみ方まで、私たちの周りにあるさまざまな「紅葉のある光景」をご紹介しながら、改めて紅葉の美を見つめ直します。
・本誌ゆかりの食通が太鼓判 大阪「新」美食物語
全国の食材と地のものの両方が揃う、物流に長けた商都、大阪。ここは日本屈指の食の宝庫です。ニューヨークタイムズ紙が選ぶ「今年行くべき世界の場所 2017」にも選ばれ、今、世界中から注目を集めています。大阪の料理人たちは、舌の肥えた商人を相手に、誰もが満足する“まったりとした味”を常に切磋琢磨しながら追求し、工夫を凝らして提供してきました。豊かな食材と卓越した匠の技がなす、大阪ならではの美味。本誌ゆかりのかたがたおすすめの“今”を象徴する美食処へとご案内いたします。
・世界がまた、瞠目する 知られざる北斎
“世界で最も名前が知られている日本人画家、葛飾北斎。この夏、晩年の肉筆画に光を当てた大英博物館での展覧会が約15万人という記録的な来場者を集め、話題となりました。今、改めて世界的な評価が高まる北斎の偉大なる画業。生涯“絵がうまくなりたい”と描き続けた画聖の新たな魅力を探しに、英国と日本で特別取材を行いました。
・今年のコート 6つのエレガントスタイル
風のなかに、ほんの微(かす)かにでも清澄な冬の薫りを感じたら、コートの出番。あたたかくあなたを包み込むだけではなく、コートには、まとう人のパーソナリティを静かに饒舌に語る力があります。洗練の度合い、時代に即した女性らしさ、お洒落を知的に遊ぶことのできるキャリア……。大人のコート姿から伝わるものは実にさまざま。でもどうぞご安心を。今年のコートの本流は“エレガンス”。私たちにふさわしい6つの潮流をわかりやすくご案内します。自分らしい秀逸コートと出合い、冬を愉しんで。