荒川 洋

屋号説明

宮城県出身。千葉県立津田沼高校音楽科卒業。国立音楽大学を経て、故アラン・マリオン、イダ・リベラ女史の薦めにより、パリ国立高等音楽院に入学。1997年 同音楽院フルート科をプルミエ・プリ(第一位)で卒業。第14回日本管打楽器コンクールにて入賞。
これまで、フルートを宮本明恭、アラン・マリオン、レイモン・ギヨー、イダ・リベラ、ヴァンサン・ルカの各氏、ピッコロをモーリス・プルーヴォ氏、室内楽 をクリスティアン・ラルデ、モーリス・ブルグ、アラン・ムニエの各氏、初見をモニック・ブーヴェ、フィリップ・ベルノルド、パスカル・モラゲスの各氏、楽 曲分析をフレデリック・デュリュー氏に師事。
98年 日本に帰国後、小澤征爾に認められ、新日本フィルハーモニー交響楽団フルート副首席奏者として就任、現在に至る。
97年チェコ共和国において第6回ヤング・プラハ国際音楽祭に招待され、リサイタルや、プラハのオーケストラとの共演で好評を博す。06年ヴェネツィア室内合奏団と共演。07年より毎年仙台クラシックフェスティバルにてソリストとして参加。川上徹(チェロ)、藤原亜美(ピアノ)との室内楽グループ「Trio Liberte」としての活動、作曲家・林光氏、ギタリスト・福田進一氏など日本を代表するアーティスト達との共演を重ねている。
リサイタル活動やオーケストラとの共演、室内楽、アウトリーチなど幅広く活動。地域創造・公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。全日本吹奏楽コンクール県大会の各地の審査員も務めるなど、後進の育成にも携わっている。また、多くのドラマや映画のサウンドトラックの録音にも参加している。
2010年NHK「どれみふぁワンダーランド」、2011年NHKBS1「地球テレビエルムンド」に出演。
 近年、作曲・編曲も手がけ、自作自演ライブの開催や、公演のために地域にゆかりの作品を作曲するなど、柔軟で積極的な姿勢が好評を得ている。08年リリースの最新CD「フレンチ・コンポーザーズ」がレコード芸術誌にて特選盤となる。このCD発売記念コンサートはNHKにより収録された。2011年自作品集CD「インストゥルメンタル・カラーズ」をベルウッド・レコードよりリリース。現在、上野学園大学非常勤講師、沖縄県立芸術大学非常勤講師。


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