ツァント(Zantho)は農地を意味する古ハンガリー語で、「ツァント・ワイナリー」のあるアンダウ(Andau)の昔の地名でした。アンダウはウィーンから約1時間、ハンガリー国境に近い、ノイジードラーゼ湖東にあります。近くのジーウィンクル国立公園では、希少生物Pannonian WoodlandLizardが現在も生息する程、太古から自然が守られています。ノイジードラーゼ湖東は、国際的に知られたぶどう品種の卓越した立地にあると共に、この土壌と気候に合ったグリューナーヴェルトリーナー、ヴェルシャーリースリング、ツヴァイゲルト等の地場葡萄品種が豊富に栽培されています。ミネラルに富んだ原生岩土壌のブドウ畑(約70ha)で育った葡萄は丁寧に手摘み、精選され、ステンレスタンク内で発酵した後、5〜6カ月熟成。軽やかでフレッシュな味わいの「ツァント・ワイン」に生まれ変わります。「ツァント・ワイナリー」では、植樹密度を6,000kg/haに制限し、収量を抑えており、凝縮した味わいが特長のワインが生まれます。近代的な設備と、ボトル単位の「トレーサビリティシステム」を駆使した高度な品質管理により、2007年には、厳しいと定評のある「International Food Standard(IFS) Higher Level Certificate」の認定を受けています。
ツァント
ツァント(Zantho)は農地を意味する古ハンガリー語 ハンガリー国境に近いこのワイナリーでは、地場の 葡萄品種が栽培。最新設備でツァントワインが誕生します。