おもな出品作 ※作品に寄せた言葉は、松井冬子自身による作品解説(抄)
《夜盲症》2005年(平成17年)絹本着色、軸 138.4×49.5cm 成山画廊蔵
情念と重力には共通の関係を見いだせる。「落ち込む」という言葉通り、心理的な外傷にさらされた場合、心は重力に引っ張られるように落ち、這い上がれない。パラドクスのようだが、幽霊は重さを伴いながら浮遊する。幽霊の浮遊がただふわふわしたものではなく、情念を伴った重力感のある浮遊であることが、この上なく魅力的な素材であると感じた。
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