僅かな人数でワイン片手に愉しむサロン・コンサートです。
優子さん大介さんが目前で演奏されトークも楽しめます。
実はお二人は姉貴分と弟分、オーストリアはザルツブルクに留学し
モーツァルテウム音楽院で学んだ仲間です。大介さんが渡航直後の
右も左も分からないときに、姉貴分の優子さんに何かとお世話になったそう。
大介さんは今でも優子さんに頭が上がらないとのこと。
当時の想い出話もお聞きできるかもしれません。楽しみです!
■演奏予定曲
加藤昌則:ケルト・スピリッツ
ステファン・ゴス:偶像の庭園
ハダメス・ニャタリ:チェロとギターのためのソナタ
ヴィラロボス:ブラジル風バッハより「アリア 」(以上、水谷川優子&鈴木大介演奏)
J.S.バッハ/J.S.ペイチュ編:シャコンヌ(チェロ)(水谷川優子演奏)
ステファン・ゴス編曲 :サンティアゴのカンティーガ(鈴木大介演奏)
■水谷川優子プロフィール
日本の交響楽団の祖、近衛秀麿の孫として生まれ、祖父の遺志により6歳よりチェロを開始する。
桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、同大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。
【主な受賞歴】
第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞
イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝
ピネローロ国際室内楽コンクール2位
バロックザール賞など多数受賞。
ソロCD「歌の調べのように」「ソルヴェイグの祈り」(ビクター)は『レコード芸術』で準推薦盤と準特選盤に選出され「心をノックするチェロ」(毎日新聞)と絶賛を博す。
ソロのほかに邦楽など異分野アーティストとのコラボやアンサンブルでユニークな演奏活動をする傍ら、ライフワークとして少年院、ホスピスなどで訪問演奏も重ねる。現在は日本と同時にドイツにも拠点を置いて世界各地で活躍中である。2014年には、待望のニューアルバム「Con Anima〜魂をそえて」をリリース。
■鈴木大介プロフィール
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。
【主な受賞歴】
マリア・カナルス国際コンクール第3位
アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
武満徹、池辺晋一郎、猿谷紀郎、西村朗、伊佐治直、林光ら、多くの作曲家による新作を初演しているほか、都立現代美術館、国立新美術館、ブリヂストン美術館など美術館でのコンサートも数多く行っている。
斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。ピアソラ没後20年となる2012年に、世界でも例を見ない多重録音による「タンゴ組曲」を収録した「アディオス・ノニーノ〜アストル・ピアソラ作品集」をリリース。第10回出光音楽賞、平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。横浜生まれ。