上町池澤本店
かつおの本場高知で150年。明治元年創業の老舗魚屋
「将来の夢は魚屋さん」と子どもたちに言われるようなかっこいい魚屋でありつづける、を経営理念に、魚を最も良い状態で、もっとも美味しい方法で食べるためにはを追求しております。
上町池澤本店 代表 池澤秀郎
私ども上町池澤本店は、高知では最も古い魚屋の一つとして龍馬の生まれた上町で創業150年余りを迎えることができました。町の魚屋として、地元の皆様にご愛顧頂き、 県外のお客様にもお魚を発送し、また多数ご来店も頂いております。
私どもはこの店が長く続けて来られた理由を大切にしたいと思います。それは真の意味での「お客様本位のサービス」です。池澤本店は、魚を売るだけが仕事ではありません。 魚を通じてお客様に幸せや感動を感じて頂くことこそが仕事であると考えます。もちろんお渡しする魚の質が悪ければ話になりませんが、 魚の質が良いことは当たり前、品が良くてもサービスや対応が悪ければ０点です。
また、我々魚屋が行きあたっているのは、魚離れという問題です。欧米の食事が日本に入って数十年。 我々の食生活は一変しています。魚を食べなくなった世代が結婚し子供を作り、食卓に魚がでないためにその子供がさらに魚離れする。 そういうスパイラルに入ってしまっているのです。それは我々魚屋の責任でもあります。ですから、いまこそ魚屋が一般の方に魚のすばらしさ、食べ方、栄養など、 食育を行うべきだと考えています。
いい魚をいい状態で食べることの美味しさ、ぜいたくさをもっともっと広める必要があるのです。そして、将来子供たちの「将来なりたい職業ランキング」に魚屋がランクインすることを、 私どもは本気で考えています。そのためにはまず我々が楽しく、喜びを感じながら仕事をしないといけない。そしてそのためには、やはりお客様本位の商売をし、心から喜んでいただくことが必要なのです。お客様の喜びこそが、私どものエネルギーであるからです。私ども池澤本店は魚屋のはしくれとして、これを実現するために日々商売を続けていきます。
