■塩いくら
9月から広尾沖で操業している秋鮭漁。水揚げ後、鮮度の良い内にメスの腹を裂き生筋子を取出し塩水で洗浄し、手作業で魚卵を網上で揉み魚卵をバラします。塩水で漬け込んで、カゴに入れて水切りをし、約15時間熟成させ、魚卵に旨みを閉じ込めます。
一般的には、醤油漬けが食されておりますが、天然の魚卵と塩だけの無添加の塩いくらは、職人仕込みの技が重要で漬け込みが難しいといわれています。塩いくらの味の特徴は、魚卵本来の自然の甘さと後からくる塩気が絶妙なバランスとなり、あっさりとした味付けで口の中でとろけてしまいます。白いご飯にのせてイクラ丼や軍艦巻き等でお召し上がりください。
今年は秋鮭が不漁のため、限定です。