森本まる

屋号説明

高知県三原村の「どぶろく特区」
自家製の米「みはら米」を使って
どぶろくを丁寧に手作りしています。

屋号説明

高知県西部に位置する幡多郡三原村が「どぶろく特区」で地域の産業を活性化する取り組みをはじめて今年で10年の節目をむかえます。2004年12月に国の構造改革特区のひとつとして「獨酒特区」の認定を受けて始まりました。保健所の厳しい検査、酒つくり研修など厳しい条件をクリアして、当初3軒ではじめたどぶろく作りでしたが、現在は7軒の農家が農家民宿や農家食堂と兼業でどぶろく作りに取り組んでいます。
三原村は標高120メートルの山あいに広がる人口1700人あまりの小さな村です。四万十市、宿毛市、土佐清水市に周囲を囲まれた高原地帯にあって、年間の平均気温が15.3度と温暖です。清流下ノ加江(しものかえ)川の水源の水で育てられた美味しいお米(みはら米)とお茶(三原茶)で、近年は大規模なハウスを使ったトマト栽培でも知られています。

屋号説明

各農家の作るどぶろくは手作りゆえ、それぞれコク、味わいが異なり、農家民宿に一軒ずつ泊まりながら自分の好みのどぶろくに出会う楽しみがあります。その個性的などぶろくのひとつ「桂」は7つの中で「いちばんの辛口」がウリです。どぶろくは通常の日本酒と違い、一般的に独特の甘味が好まれるのですが、「桂」はあえて辛口の奥に潜ませた甘味で、他のどぶろくと差別化しようとしているところが戦略的です。
どぶろく「桂」は三原村宮ノ川の農家民宿『森本まる』(変わった名前です)の女将さん、森本 文さんの作品。原料のお米は近年食味で大変に評価の高い「みはら米」のコシヒカリを使っていますが、そのお米の生産はご主人の森本光広さんの担当、「桂」は娘さんの名前からとったといいますからどぶろく「桂」は、森本家あげての共同作品と言えるでしょう。

屋号説明

どぶろく特区の要件として「自作のお米100%」で作ることが義務つけられているので、どぶろく作りはお米の生産農家だけに許された特権といえるかもしれません。
今回ご紹介する商品は農家民宿「森本まる」作の辛口どぶろく「桂」の4合と1升の2つ。どぶろく界には珍しい超辛口の味わいをお試しください。

商品一覧