本当に良いお醤油のために
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和食の原点に立ち返り、本当に良い醤油を造ろう、ゆっくり時間をかけて造っていた300年前の醤油を再現してみようと生まれたのが、この美しい森に佇む大型の木樽。
澄んだ空気に囲まれ、春夏秋冬の季節を重ねながら、木樽による穏やかな発酵・熟成。実に三年間天然醸造させました。通常は半年で製造できる所、手間暇がその分かかっています。
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木樽だからできる醸造
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美味しい醤油をつくるには、麹をゆっくりじっくり発酵させることが大切です。
そのためには、木樽だからできる一定温度で安定した酵母菌の働きと、 木樽内で有用微生物が働きやすい環境をつくることが必要です。ギネスにも認定された世界一の木樽で、微生物の力を借りてゆっくり醸成させています。
なお容器ラベルの文字は、書家の紫舟氏が揮毫。紫舟氏は数々の栄誉ある賞を受賞するなど、世界の第一線で活躍されています。そして紫舟氏の「紫」は、ご存じのとおり、醤油の呼び名です。
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選び抜いた素材
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美味しい醤油づくりには、良い材料が欠かせません。原材料には選び抜いた国産丸大豆(遺伝子組み換えではない)、国産小麦、天日塩のみを使用しました。
塩分は約16%。
木樽での穏やかな発酵・熟成環境の中、3年間天然醸造させた、穏やかな香りとまろやかな味わいが特長のお醤油。料理素材を引き立てるあっさりした味で風味豊かな香りも楽しめます。
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圧倒的存在感で佇む木造貯蔵樽
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この世界一の大きさを誇る木樽貯蔵樽は、カナダ産のヒバの木で作られており、その大きは高さ9メートル・直径9メートル・重さは45トンを誇ります。
容量は何と540キロリットル!1リットルの醤油パックで54万本作れる換算です!
木樽の完成は2002年。
同年12月3日に同工場内にて行った木樽の竣工式では、世界一の大きさをを誇る木樽の完成に関係者たちも一様に安堵の表情を浮かべていました。
世界最大の木樽。それは、工場の従業員たちの誇りです。
今回ご提供のお醤油は、この樽で作られる3回目のものとなります。
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この木樽は大分醤油協業組合所有で、2007年に世界最大としてギネスブックにも認定されました。
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