同梱企画商品 湯浅醤油
醤油発祥の地といわれる和歌山湯浅の
創業130年を誇る老舗醤油蔵、湯浅醤油が
『魯山人』の名を冠した醤油を作り上げました。
 「魯山人の醤油を造ってほしいんや!。」
魯山人倶楽部代表らの電話でした。「魯山人倶楽部」は、魯山人の子孫である北大路家との関係も深く、40有余年に亘り魯山人の美の世界を織り出した"きもの魯山人"を西陣(京都)より世界に発信してきました。
魯山人が最後まで手放さなかったと言う「醤油差し」に、魯山人が追い求めたこだわりの醤油を自らの手で作り出したい。そこからこのプロジェクトは始まったのです。
 最高の醤油造りには、最高の大豆と小麦が必要です。そこで人づてに北海道に飛び、無農薬・無施肥で栽培している折笠農場の折笠健さんに出会います。
折笠さんは「北海道の開拓時代の自然豊かな土に戻す」 との考えから、畑の中に種以外は一切入れることなく、農薬は勿論のこと、肥料すら与えずに栽培しています。

 濃口醤油と薄口醤油は造り方が違い、一般的な濃口 醤油の場合、大豆と小麦の割合が5:5だとされています。かつて魯山人は「薄口でなければ、ほんとうによい料理はできない。」と言いました。今回、原材料を生かした「うす口醤油」の製造法を取り入れ、大豆と小麦の割合は4:6とし、その上で「たまりしょうゆ」のような濃厚な旨みを引き出すため無農薬の米を加えて少し長めに熟成しました。

 完成したのは「薄口醤油の製造方法による、香りは芳醇で色は濃口醤油、旨みはたまり以上」という例を見ない醤油。

 自然栽培による素材で作り、昔ながらの製法を重視し、大豆・小麦・米・塩以外は一切何も加えない、そしてかの魯山人が生きていたなら納得してくれるような醤油をと、様々な思いが込められた「魯山人」の醤油は、味もさることながら、いろいろな意味で他では考えられない逸品となりました。原材料費は従来の醤油の5倍以上、醤油職人が手間暇惜しんで丁寧に仕上げており、従来の醤油より労力も数倍かけて仕込んでいます。
 湯浅醤油は1881年に新古商店として、紀州湯浅に創業。紀州湯浅は醤油発祥の地と言われています。その起源は鎌倉時代(1254年頃)、紀州由良の禅寺「興国寺」の開祖「法燈円明國師」が中国(南宋)の径山寺から金山寺味噌の製法を持ち帰ったのが始まりです。当時栄えていた町、湯浅は水質が良かったこともあり、ここで盛んに醸造されるようになりました。この醸造課程で野菜の水分が樽の上に溜まりとして出てきます。これを調味料として改良したのが現在の醤油の起源と言われています。
 湯浅醤油は昔ながらの製法にこだわり、木桶を使って仕込んでいます。またゆっくりと時間をかけて熟成させることにより、時間と手間でしか出せない蔵の風味が生まれます。原料もすべて国産のものを使用し、こだわりぬいて作っています。
魯山人醤油
[原材料]大豆(国産)・小麦(国産)
食塩(国産)・米(国産)
[内容量]200ml
[価 格]1400円(税抜)
[備考]
●北海道産 無農薬・無肥料大豆・小麦・米
●長崎県産 五島灘の塩使用
●天然醸造杉樽熟成
賞味期限:2年
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