ワイナリー紹介
<複雑性を持つテロワールを存分に表現するビエルソの新興ボデガ>
ビノス・バルトゥイージェの歴史は、1910年ブドウ畑を栽培し始めたところから始まります。当時は地元の協同組合に、育てたブドウを提供していました。1999年、現在のオーナー兼醸造責任者でもある、マルコ・ガルシアの父、ディマス・ガルシアがボデガを設立、ワイン造りを始めました。翌年の2000年にビエルソのワインパイオニアで知られているラウル・ペレス氏のサポートによりワイン造りが本格化。上質で複雑味のあるメンシアのワインが毎年リリースされています。
D.O. ビエルソはマイクロクライメット(微気候)が特徴でブドウ栽培に適しています。ガリシア州境に位置しており、やや湿度があり少量の雨が降るも、一方でカスティージャ・イ・レオンの大陸性な温暖で乾燥した気候も持ち併せています。
標高600mにある斜面で栽培され、土壌は様々な土質が混ざっており、粘板岩、粘土質、砂質などが含まれています。
その複雑さがあるテロワールを表現するワイン造りを実現するために、畑では化学肥料は使用せず、且つ醸造過程でも、できるだけ自然体でワイン造りを行います。マセレーションはより長く行われるのも特徴で1ヶ月に及びます。年間6万本の生産のうち、ステンレスタンクで僅か寝かせてリリースされるホベン、数ヶ月の樽熟成されるロブレ、フランチオーク樽で熟成されるクリアンサタイプに分かれます。