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「セザンヌ主義―父と呼ばれる画家への礼讃 ピカソ・ゴーギャン・マティス・モディリアーニ」
「近代絵画の父」。20世紀の前衛芸術運動を担ったピカソやゴーギャン、マティス、モディリアーニたちは、画家ポール・セザンヌの存在を、尊敬の念を込めてそのように呼びました。 このたび、セザンヌとその芸術に影響を受けたヨーロッパと日本の画家たちの作品を紹介する展覧会「セザンヌ主義−父と呼ばれる画家への礼讃 ピカソ・ゴーギャン・マティス・モディリアーニ」を開催する運びとなりました。 近代のフランス絵画を代表する画家、セザンヌは、伝統的な絵画の造形原理に立脚しながら、独自の新しい表現を創造しました。 20世紀の前衛芸術運動に、セザンヌ芸術が多大な影響を与えたことは、「セザンヌ主義(セザニスム)」という言葉が存在することによっても示されています。薄い絵具の層が複雑に重なり合うことで生じる輝くような効果や、塗り残された余白さえも一つの表現としての有効性をもつセザンヌ絵画の特質は、印象主義に発しながらも、新鮮かつ野趣溢れる表現として、パリの美術界を震撼させました。 また、当時セザンヌが、エミール・ベルナールに宛てた手紙で「自然を、円筒形、球形、円錐形として扱いなさい」と勧告している中で象徴的に示されるセザンヌの方法論は、物の形を複数の視点から見ようとする構造上の工夫と相まって、当時の若い画家たちに大きな影響を及ぼしたのです。そして、その名声はやがて日本へも紹介されるようになり、セザンヌの影響が顕著にあらわれるようになりました。本展では、安井曾太郎、岸田劉生、佐伯祐三、森田恒友ら、日本の近代絵画を代表する画家たちの作品も展示し、幅広くその影響を検証します。 本展は、セザンヌ自身の作品と、その後の巨匠たちの作品とをあわせて展示することによって、その影響を明らかにしようとする斬新な試みです。対置された作品は、わたしたちに多くの発見をもたらしてくれることでしょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※応募者多数の場合は、厳正な抽選を行い当選者を決定いたします。 また、当選者の発表は、招待券の発送をもってかえさせて頂きます。 |