2024年10月5日(土)から12月15日(日)まで、パナソニック汐留美術館にて「ベル・エポック―美しき時代 パリに集った芸術家たち ワイズマン&マイケル コレクションを中心に」が開催されます。
19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代「ベル・エポック」。
本展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介するものです。
会場には、トゥールーズ=ロートレックやジュール・シェレによるポスター、当時のブルジョワ階級の女性や子どもたちが身にまとった衣服や装身具、エミール・ガレやルネ・ラリックの工芸作品に加えて、芸術家同士の交流がうかがえる書簡や稀覯本など、その頃のパリの繁栄や活気を鮮明に伝える、多様な分野の作品が並びます。
とりわけ、展示の中核をになう、デイヴィッド・E.ワイズマン氏とジャクリーヌ・E.マイケル氏の絵画コレクションは、往時のモンマルトルの世相を色濃く反映した珠玉の作品群です。
本邦初公開の同コレクションにもご注目ください。
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《帽子を被った二人の少女》 1890年頃 パナソニック ホールディングス株式会社蔵 ※画像・写真の無断転載を禁じます
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《ブリュアンはモンマルトルに戻り『オ・バ・ダフ』を歌う》 1893年 デイヴィッド・E.ワイズマン&ジャクリーヌ・E.マイケル蔵 © Stéphane Pons ※画像・写真の無断転載を禁じます
ジュール・シェレ 《ムーラン・ルージュ》 1889年 デイヴィッド・E.ワイズマン&ジャクリーヌ・E.マイケル蔵 © Christopher Fay ※画像・写真の無断転載を禁じます
エミール・ガレ 《ししうど文ランプ》 1907-1914年頃 株式会社神谷美術蔵 ※画像・写真の無断転載を禁じます
アルフォンス・ミュシャ 《サラ・ベルナール》 1896年 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市)蔵 [ 展示期間:10/5〜11/12 ] ※画像・写真の無断転載を禁じます