1976年7月、SOMPO美術館は新宿に開館しました。このたび、SOMPO美術館の開館50周年を記念し、新宿をテーマとした展覧会を開催いたします。
日本の近代美術(モダンアート)の歴史は、新宿という地の存在なくしては語れません。明治時代末期の新宿には新進的な芸術家が集まりました。そして、新宿に生きる芸術家がさらに芸術家を呼び込み、近代美術の大きな拠点の一つとなりました。
本展は、中村彝つね 、佐伯祐三から松本竣介 、宮脇愛子まで、新宿ゆかりの芸術家たちの約半世紀にわたる軌跡をたどる、新宿の美術館として初めての試みです。
松本竣介 《立てる像》 1942年 油彩/カンヴァス 162.0×130.0cm 神奈川県立近代美術館 ©上野則宏 ※画像・写真の無断転載を禁じます
中村彝 《頭蓋骨を持てる自画像》 1923年 油彩/カンヴァス 101.0×71.0cm 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館 ※画像・写真の無断転載を禁じます
岸田劉生 《武者小路実篤像》 1914年 油彩/カンヴァス 38.0×36.5cm 東京都現代美術館 ※画像・写真の無断転載を禁じます
佐伯祐三 《立てる自画像》 1924年 油彩/カンヴァ ス80.5×54.8cm 大阪中之島美術館 ※画像・写真の無断転載を禁じます
木村荘八 《新宿駅》 1935年 油彩/カンヴァス 97.5×130.5cm 個人蔵 ※画像・写真の無断転載を禁じます
東郷青児 《黒い手袋》 1933年 油彩/カンヴァス 119.2×68.2cm SOMPO美術館 ※画像・写真の無断転載を禁じます