■ 新進気鋭の作家24名が出品する展覧会
「VOCA展2026」に出品するのは、これからを期待される新進気鋭の作家24名です。この中から、グランプリとなるVOCA賞には埼玉県川越市在住 戸田沙也加さんの《語られざる者の残響》が決定した他、 VOCA奨励賞にはソー・ソウエンさん、寺田健人さん、VOCA佳作賞には加藤千晶さん、倉敷安耶さんの作品が選出されました。
■ 国際的に通用する若手作家の支援を目的に、1994年より開催
「VOCA展」は、現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に、1994年より毎年開催している美術展です。日頃から多くの作家をリサーチしている全国の美術館学芸員、研究者などから推薦委員を選出し、それぞれ 40歳以下の作家1名(組)を推薦していただき、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼しています。こうしたシステムにより、全国で活躍する作家たちにスポットがあたることが本展の特徴の一つです。
■ やなぎみわ、蜷川実花など多方面で活躍する作家を輩出
これまで「VOCA展」に出品した作家は、今回の「VOCA展2026」を含め、延べ1,103人(1,092組)にものぼります。福田美蘭(1994年VOCA賞)、やなぎみわ(1999年VOCA賞)、蜷川実花(2006年大原美術館賞)、清川あさみ(2010年佳作賞)、Nerhol(2020年VOCA賞)、川内理香子(2022年VOCA賞)、宮本華子(2025年VOCA賞)など多方面で活躍している作家たちが出品しています。この間VOCA展は「平面」という一貫した切り口で若い世代がつくる作品の動向を反映しながら、まさに「今日の美術」を見せてきました。作家たちが、平面という条件とどのように向き合い、新しい可能性を探ろうとしているのか。「VOCA展」は現代美術の問題意識を浮き上がらせ、未知の才能に出会う場となります。
VOCA賞 戸田沙也加 《語られざる者の残響》 油彩、キャンバス、木製パネル、インクジェットプリント、アルミ複合板、額 231.0×336.0×5.0�� ※画像・写真の無断転載を禁じます
VOCA奨励賞 ソー・ソウエン 《Pain things - ペイン ティングス》 染料、漂白剤、点字、紙、コットン、木枠、額、モニター、映像5分3秒、音声/8分39秒 242.6×400.0×14.0�� ※画像・写真の無断転載を禁じます
VOCA奨励賞 寺田 健人 《The Gunshot Still Echoes》 リトグラフ、粉真鍮(空薬莢)、額、貼りパネ 104.0×367.8×5.0�� ※画像・写真の無断転載を禁じます