国立民族学博物館(大阪府)
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「臺灣資料展 一九三〇年代の小川・浅井コレクションを中心として」 |
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アジア・アフリカ言語文化研究所が所蔵する、小川尚義と浅井恵倫の収集による「台湾資料」には、台湾の言語と民族に関する1,000種類を超える膨大な文書と資料(手稿原稿、孔版文書、地図、語彙カード等)をはじめ、22,000枚にも及ぶ写真や録音レコード、映画フィルム等が含まれています。本展では、これまであまり知られる機会のなかったこれらの資料を公開し、1930年代を中心に日本人の言語学者が行ってきた台湾原住民研究と、当時の台湾社会の諸相、そして、日本の統治が今日の台湾社会とその文化にどのような影響を与えているかをご覧いただきます。 小川・浅井両教授の残した資料は多岐にわたりますが、今日では漢民族化が進んだために既に消滅したあるいは消滅の危機に瀕した台湾原住民の言語資料、民族資料が多数含まれており、学術的に大変貴重です。また、当時の山地の警察によって書かれた原住民言語の教科書、原住民の風俗習慣を記録した画像などから、日本植民地期の台湾社会の変容の様子などを知ることができるでしょう。 |
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開催概要
※応募者多数の場合は、厳正な抽選を行い当選者を決定いたします。 また、当選者の発表は、招待券の発送をもってかえさせて頂きます。 | |||||||||||||||||||||||||||