「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」 |
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抽選でペア10組20名様をご招待!
応募受付終了しました。
ジャクソン・ポロック《インディアンレッドの地の壁画》1950年 テヘラン現代美術館Tehran Museum of Contemporary Art |
2012年2月10日(金)から2012年5月6日(日)まで
東京国立近代美術館で「生誕100年ジャクソン・ポロック展」が開催されます。
門外不出の伝説の最高傑作《インディアンレッドの地の壁画》が海外へ初貸出。
※交通費等はお客様ご自身でご負担願います。
作品紹介 ※クリックすると作品が別ウィンドウで表示されます。
■日本で初めてのポロック回顧展
本展は、日本の美術界が長年にわたって待望しつつも、今日まで実現されずにきたポロックの日本初となる回顧展です。
現在、日本国内に所蔵されている約30点のポロック作品すべてが一堂に会します。
さらに、アメリカやイギリス、ドイツ、スイス、オーストラリアなどからも重要作を集め、質・量ともに今後日本では二度と実施することができないような規模の内容です。
■ポロックのアトリエ再現
本展では、塗料の飛び散った床面まで忠実に複製してポロックのアトリエを原寸大で再現します。
アトリエの床面に立ってポロックの特殊な制作フィールドを体感すれば
きっとポロックの制作の真髄に触れることができるでしょう。
ポロックが使用していたさまざまな画材も、再現アトリエの内部に特別展示されます。
■ピカソを超えた伝説の画家、日本初回顧展
1949年、アメリカの大衆誌『ライフ』に「ジャクソン・ポロック―彼はアメリカで今生きている最も偉大な画家か?」というセンセーショナルな記事が掲載されました。そこには、自作の前に立って咥えタバコで腕を組み、にらむように無愛想な視線をこちらに投げ掛けている一人の男の写真がありました。それが、現代アートの革命児、ジャクソン・ポロック(1912-56年)です。その記事によってポロックの名は、アメリカ国内はもちろんのこと、世界中に響き渡ることになりました。
18歳の時ポロックは、芸術家になることを志して西部からニューヨークに出てきました。そんな彼の前に立ちはだかったのは、あのピカソでした。ポロックの妻は、彼のピカソとの格闘の様子を伝える次のような壮絶なエピソードを語っています。「ある時何かが落ちる音が聞こえました。そしてジャクソンが大声を上げるのが聞こえたのです。『くそっ、あいつが全部やっちまった!』。私は何が起こったのか見に行きました。すると、ジャクソンはどこかを見つめながら座っていました。床には、彼が投げつけたピカソの画集がありました」。しかしやがてポロックは、床に広げたキャンバスの上一面に塗料を滴らし、流し込み、撒き散らすという独特のテクニックとスタイルを確立し、ピカソを超えた新しい絵画芸術の地平を切り開くことを果たすのです。そこでは、ピカソの絵画においてもなお残存していた中心-部分の関係、図-地の関係といった因習的な構造を破壊した、これまでとは別次元の絵画世界が生み出されていました。
そのポロックも、飲酒による自動車事故で1956年に44歳の若さでこの世を去りました。しかし、その後彼の芸術は世界の誰もが認めるところとなり、ジャクソン・ポロックは名実ともにアメリカで最も偉大な画家、そしてピカソ後の最も重要な画家となりました。2000年にはエド・ハリス監督・主演による伝記映画「ポロック―2人だけのアトリエ」が製作・公開され、その映画はアカデミー賞(助演女優賞)も受賞しました。また、2006年にはポロックの作品が1億4000万ドル(当時のレートで約165億円)で売れ、それまでの史上最高額を叩き出しました。そして、2012年の生誕100年を前に、ポロックに対する世間の関心はますます高まってきています。
本展は、ポロックの生誕100年を記念して開催する日本初の回顧展です。ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、テートをはじめ、世界の名立たる美術館からポロックの重要な作品がやってきます。絵画を中心に、素描、版画を含めて約70点の出品を予定しており、初期から晩期に至るまでのポロックの仕事の全貌を紹介します。さらに、制作中のポロックを捉えた貴重な映像や写真、ポロックのアトリエの原寸大モデルや彼が使用していた特殊な画材なども併せて展示し、ポロックの制作の秘密に迫ります。このような本格的なポロックの個展は世界的に見ても稀有で、本展はジャクソン・ポロックという20世紀の伝説的画家の偉業を振り返る絶好の機会となります。
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- 開催概要 -
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名 称 |
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「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」 |
会 場 |
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東京国立近代美術館
〒102-8322千代田区北の丸公園3-1 |
会場URL |
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開館時間 |
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午前10時〜午後5時 (金曜日は午後8時まで) ※入館は閉館時刻の30分前まで |
休館日 |
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毎週月曜日(2012年3月19日、3月26日、4月2日、4月30日は開館) |
観覧料 |
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一般=1,500円(1,300円/1,200円)
大学生=1,200円(1,000円/900円)
高校生=800円(600円/500円)
※中学生以下無料
※カッコ内は、2011年12月10日(土)〜2月9日(木)までの前売り/20人以上の団体料金
※2〜4月の日曜日と祝日(2月11日(土)、3月20日(火)、4月30日(月))は、高校生の観覧料が無料
※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料 |
前売り |
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※前売券(および当日券)は本サイトのほか、チケットぴあ(Pコード:764-884)、ローソンチケット(Lコード:35684)、セブン-イレブン(セブンコード013-879)、イープラス、JTB店頭でお求めいただけます。(プレイガイドでは12月10日からの販売となります。) |
交 通 |
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〔交通の案内〕
東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分 |
問合せ |
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03-5777-8600 (ハローダイヤル、8時〜22時) |
主 催 |
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東京国立近代美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網 |
特別助成 |
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アメリカ大使館 |
協賛 |
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テラ・アメリカ美術基金、みずほ銀行、光村印刷 |
後援 |
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イラン大使館 |
協力 |
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日本航空、ルフトハンザ カーゴ AG、ルフトハンザ ドイツ航空会社、TERRA FOUNDATION FOR AMERICAN ART |
※応募者多数の場合は、厳正な抽選を行い当選者を決定いたします。
また、当選者の発表は、招待券の発送をもってかえさせて頂きます。
※写真の無断転載を禁じます。 |
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