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「日本画壇の風雲児 中村正義
新たなる全貌」展

中村正義新たなる全貌 展
≪三島由紀夫像≫ 1968年 紙本着彩 44.0×37.0
 
応募受付終了しました。
抽選でペア5組10名様をご招待!
2012年2月19日(日)から4月1日(日)まで練馬区立美術館で、特別展「中村 正義−新たなる全貌」展が開催されます。
※交通費等はお客様ご自身でご負担願います。

作品紹介
※クリックすると作品が別ウィンドウで表示されます。
「日本画滅亡論」まで登場した戦後の日本画壇において、新時代に対応する新しい日本画改革の先頭に立って活躍した前衛日本画家・中村正義。若くして日展会員となりながら、1952年持病の肺結核が再発し、再び長い療養生活を余儀なくされました。その後1957年の日展から出品を再開、1960年には審査員にも推挙されました。しかし、翌年には仲間とともに師の中村岳陵のもとを離れ、生来の批判精神と日本画壇の因襲への反発心から日展も脱退してしまいます。

60年代以降は、画風を一転させ、絵の具に蛍光塗料を混ぜて描いた≪男と女≫のシリーズ、映画「怪談」のために描いた大作≪源平海戦絵巻≫などの前衛的な作品を制作。1966年には、美術評論家・針生一郎の企画による「これが日本画だ!」展に参加する一方で、仏画や風景画という伝統的な画題でも独自の画風を探求しました。74年には、社会的な意識の高い前衛画家によるグループ「从会」を結成、「黒い太陽・七人の画家−从展」を開催して、人間の「顔」に現れた心の闇を描いた作品群を発表しました。翌年には病苦に堪えながら、この从会を足掛かりに日展に対抗する展覧会として第1回東京展を組織・開催。しかし、1977年に惜しくも52歳の生涯を閉じました。

中村正義は、日本画の既成概念を遥かに超越した多様多彩な作品を描いて「日本画壇の風雲児」と呼ばれました。
本展では、その変転し続けた芸術を中村正義の美術館の全面的な協力を得て、「新たなる全貌」として総合的に紹介するものです。
「中村正義−没後20年−」展(1997年/豊橋市美術博物館など)の開催以降、所在不明であった初期の代表作などが次々に発見されるとともに、あまり顧みられることのなかった分野の作品群も加えて、237点の作品を集めて、これまで以上に充実した内容での本格的な回顧展になります。21世紀を迎えて、江戸時代の美術(伊藤若沖、長谷川等伯など)への関心が高まるとともに、現代美術の分野でも日本画の表現が積極的に活用されています。このような状況のなかで、中村正義の芸術を改めて検証することは、新しい時代における「日本画」の問題を再考する絶好の機会になると期待しています。

- 開催概要 -
名 称
「日本画壇の風雲児 中村正義 新たなる全貌」展
会 場
 
練馬区立美術館
東京都練馬区貫井1丁目36番16号
会場URL
 
開館時間
 
午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日
 
月曜日
観覧料
 
一般500円/高・大学生および65〜74歳300円/中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引あり)
交 通
 
●西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線 直通/都営大江戸線練馬駅乗り換え石神井公園方面へ1駅) 中村橋駅下車 歩3分
【西武池袋線中村橋駅からの道順】
改札は1ヶ所(東側)です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方向に130メートル先の右側です。
●JR中央線 阿佐ヶ谷駅北口から
関東バス「中村橋」行き 終点下車 徒歩4分
●JR中央線 荻窪駅北口から
関東バス(西武新宿線 鷺ノ宮駅経由)中村橋行き または 練馬駅行き「中村橋」下車 徒歩4分
【関東バス中村橋(バス停)からの道順】
バスは、中村郵便局そばに停車します。交番を目印に北へ進み、駅高架下をくぐって、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。
問合せ
 
03-3577-1821
主 催
 
練馬区立美術館・東京新聞
※応募者多数の場合は、厳正な抽選を行い当選者を決定いたします。
  また、当選者の発表は、招待券の発送をもってかえさせて頂きます。
※写真の無断転載を禁じます。

 

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