「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」 |
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ピエール=オーギュスト・ルノワール ジャンヌ・サマリーの肖像 1877年
油彩、カンヴァス 56×47cm
©The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow |
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応募受付終了しました。
お申込の方から、抽選でペア10組20名様をご招待!
2013年7月6日(土)から9月16日(月・祝)まで横浜美術館で 「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」が開催されます。
※交通費等はお客様ご自身でご負担願います。
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 | ニコラ・プッサン アモリびとを打ち破るヨシュア 1624−25年頃
油彩、カンヴァス 96×134cm
©The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow |
 | フランソワ・ブーシェ ユピテルとカリスト 1744年
油彩、カンヴァス 98×72cm
©The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow |
 | ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル 聖杯の前の聖母 1841年
油彩、カンヴァス 116×84cm
©The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow |
 | クロード・モネ 陽だまりのライラック 1872−73年
油彩、カンヴァス 50×65cm
©The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow |
 | エドガー・ドガ バレエの稽古 1875-77年頃
パステル、厚紙 50×63cm
©The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow |
知る人ぞ知る、フランス絵画の宝庫ロシア。17世紀古典主義の巨匠プッサンにはじまり、18世紀ロココの代表ブーシェ、19世紀のアングル、ドラクロワ、ミレー、印象派やポスト印象派のモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、そして20世紀のピカソやマティスまで――。プーシキン美術館のコレクションの中核をなすフランス絵画の質の高さは、フランス本国もうらやむほどのものです。
本展では、選りすぐりの66点で、フランス絵画300年の栄光の歴史をたどります。なかでも、ルノワールの印象派時代最高の肖像画と評される≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫は、最大の見どころです。「ロシアが憧れたフランス」の粋を、どうぞお楽しみください。
優れた作品の数々をロシアにもたらしたのは、エカテリーナ2世らロマノフ王朝の歴代皇帝や貴族、19世紀の産業発展で財をなしたモスクワの大富豪たちです。情熱的な収集の背景には、当時のヨーロッパ先進国、フランスへの強い憧れと、自国の文化を豊かにしようという熱い思いがありました。18世紀の女帝エカテリーナ2世は、フランス人の啓蒙思想家と交流するなどのフランス通で、皇帝となって間もなく、莫大な資金を投じて美術品の収集を開始します。ロシアの富と文化的な洗練度をヨーロッパにアピールする施策を通じて、フランス絵画を中心に、傑作の数々がロシアにもたらされました。同じころ活躍した大貴族ニコライ・ユスーポフ公爵も、フランス絵画をこよなく愛し、王室と肩を並べるほどの大コレクションを築きました。
19世紀後半になると、フランス絵画収集の中心は、サンクトペテルブルクの貴族から、商業都市モスクワに台頭した大富豪たちに移ります。産業革命の中、紡績業などで成功を収めた商人や企業家は、自身のステータスを誇示するとともに、西欧文化を市民に紹介する志に支えられ、絵画の収集に私財と情熱を注ぎ込みました。特に、セルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフのふたりは別格の存在で、伝説のコレクターとして知られています。
プーシキン美術館に遺る17世紀から20世紀まで、約300年にわたるフランス絵画のコレクションは、フランスに憧れ、自国文化の発展を願ったロシア人たちの情熱の結晶なのです。
【ご案内】
この展覧会は当初、2011年4月から12月まで、横浜、名古屋、神戸での開催を予定していましたが、同年3月に起きた東日本大震災と原発事故の影響を受けて急遽中止となりました。その後、主催者間で協議を重ね、当初予定と同じ3会場で開催することとなりました。
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- 開催概要 -
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名 称 |
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「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」 |
会 場 |
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横浜美術館(横浜市西区みなとみらい) |
会場URL |
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開館時間
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10:00〜18:00 (入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
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木曜日 (ただし8月1日、15日は開館) |
観覧料 |
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観覧料(税込み)
当日 前売 団体
一般 1,500円 1,300円 1,400円
大学・高校 1,200円 1,000円 1,100円
中学生 600円 400円 500円
※小学生以下無料
※毎週土曜日は高校生以下無料(要学生証、生徒手帳)
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料
※団体料金は有料20名以上(会場でのみ販売、要事前連絡 tel:045-221-0300)
※本展観覧券で当日に限り横浜美術館コレクション展もご覧いただけます。
※リピーター割引:観覧済みの横浜美術館企画展有料観覧券をご提示いただくと、団体料金でご覧いただけます(ご観覧された展覧会の最終日から1年間、1名様1回限り有効)。 |
前売り |
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お得なペアチケット(2枚1組2000円)を4月6日から5月6日まで、前売券を5月7日から7月5日まで発売予定。 |
交 通 |
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■電車
みなとみらい線(東急東横線直通)をご利用の場合:みなとみらい駅下車、「美術館口(3番出口)」(横浜駅寄り改札口)を出て徒歩3分。
JR線、横浜市営地下鉄線をご利用の場合:桜木町駅下車、【動く歩道】を利用、徒歩10分。
■バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。
■車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。いずれも3〜5分(首都高「みなとみらいランプ」も利用できます)。 |
問合せ |
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03-5777-8600 (ハローダイヤル) 8:00〜22:00 無休 |
主 催 |
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横浜美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化省 |
後 援 |
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外務省、ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁(Rossotrudnichestvo) |
協賛 |
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三井物産、トヨタ自動車、日本製紙、大日本印刷 |
協力 |
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日本航空 |
※応募者多数の場合は、厳正な抽選を行い当選者を決定いたします。
また、当選者の発表は、招待券の発送をもってかえさせて頂きます。
※写真の無断転載を禁じます。 |
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