アール・ヌーヴォーのガラス展 |
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《花器(ブドウとカタツムリ)》 1904年 ドーム兄弟、ナンシー アンリ・ベルジェ(ナンシー)のデザインに基づく デュッセルドルフ美術館蔵 ⒸMuseum Kunstpalast, Düsseldorf, Foto:Walter Klein |
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応募受付終了しました。
抽選でペア5組10名様をご招待!
2015年7月4日(土)から9月6日(日)までパナソニック 汐留ミュージアムで「アール・ヌーヴォーのガラス展」が開催されます。
※交通費等はお客様ご自身でご負担願います。
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 | 《象の頭の飾付花器》 1883-1885年頃 デザインおよび制作:不詳 販売:パニエ兄弟商会エスカリエ・ド・クリスタル、パリ デュッセルドルフ美術館蔵 ⒸMuseum Kunstpalast, Düsseldorf, Foto:Studio Fuis-ARTOTHEK |
》-中.jpg) | 《花器(カッコウ、マツヨイグサ)》 1899/1900年頃 エミール・ガレ、ナンシー デュッセルドルフ美術館蔵 ⒸMuseum Kunstpalast, Düsseldorf, Foto:Studio Fuis-ARTOTHEK |
 | 《台付鉢》 1903年頃 エミール・ガレ、ナンシー デュッセルドルフ美術館蔵 ⒸMuseum Kunstpalast, Düsseldorf, Foto:Studio Fuis-ARTOTHEK |
ヨーロッパ随一のガラスコレクションで知られるデュッセルドルフ美術館に寄贈されたゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションが、このたびドイツ国外では初めてまとまった形で公開される運びとなりました。
仕事の気晴らしに、単に美しい作品に惹かれてガラス作品を購入し始めた実業家ケプフ夫人は、やがて旺盛な好奇心によってガラスという素材の特質や技法を学び、その可能性を的確に理解して、優れた審美眼と洞察力でアール・ヌーヴォーの本質を体現する第一級のコレクションを築きました。
アール・ヌーヴォーの源泉として重要な役割を果たしたジャポニスムやシノワズリを色濃く反映したウジェーヌ・ルソー、エルネスト・レヴェイエ、ウジェーヌ・ミシェル、オーギュスト・ジャンなど、パリのガラス工芸家たちの作品群。
同様に東洋美術に傾倒しながら、やがてそれらを深く吸収し独自の制作にも挑んだデズィレ・クリスチャン、ミュレール兄弟、ポール・ニコラなどのデザイナー、職人たち。ケプフ・コレクションは、アール・ヌーヴォーの二大拠点となったパリとアルザス=ロレーヌ地方を舞台に繰り広げられた、まさに百花繚乱の「新しい芸術=アール・ヌーヴォー」の成果を余すところなく示すものと言えるでしょう。
折しも19世紀後半、科学技術の発展によりガラスの素材に対する高度な知識が蓄積され、芸術家たちの飽くなき表現への要求と、多種多様な技を駆使する職人たちの果敢な挑戦によって、かつてないほどのガラスの可能性が引き出された時代でもありました。工芸特有の素材や技術の問題などから、デザインの保護、商標登録、特許など、しのぎを削った工場間の競争なども背景にありました。
ケプフ夫人は学術研究と出版を条件にデュッセルドルフ美術館にその貴重なコレクションを寄贈しました。本展は作品ごとの詳細な調査と研究成果の恩恵を受けて、アール・ヌーヴォーのガラス芸術誕生の背景とともに、約140点の作品の魅力をより深く知るまたとない機会となることでしょう。
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- 開催概要 -
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名 称 |
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アール・ヌーヴォーのガラス展 |
会 場 |
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パナソニック 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F |
会場URL |
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会 期 |
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2015年7月4日(土)〜9月6日(日) |
開館時間
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午前10時より午後6時まで (ご入館は午後5時30分まで) |
休館日 |
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毎週水曜日、8月10日(月)〜14日(金) |
観覧料 |
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一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料
※20名以上の団体は100円割引
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。 |
交 通 |
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JR 「新橋」駅より徒歩約8分
東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩約6分
都営大江戸線「汐留」駅より徒歩約5分 |
問合せ |
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03-5777-8600 [ハローダイヤル] |
主 催 |
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パナソニック汐留ミュージアム、東京新聞 |
後 援 |
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ドイツ連邦共和国大使館、港区教育委員会 |
※応募者多数の場合は、厳正な抽選を行い当選者を決定いたします。
また、当選者の発表は、招待券の発送をもってかえさせて頂きます。
※写真の無断転載を禁じます。 |
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