今、国際的なアートシーンが驚異的な活況を呈している中、日本の既成画壇と美術業界には閉塞感が漂っています。こうした状況の中でも、現代美術の世界は極めて盛況で、国内外のオークションやアートフェアなどは記録づくめで関係マスコミを賑わし、広く多くの人々に認知されつつあります。
そこでこの度、業界の世代交代を踏まえ、町田久美など若いアーティストに焦点を当てた「東京コンテンポラリーアートフェア2007」を下記の通り開催することにいたしました。会場は、100年の歴史を持つ美術の殿堂「東京美術倶楽部」の多大なるご理解と協力を頂き、同ビルの展示場「東美アートフォーラム」での開催となります。
なお、これを機会に気軽に現代アートに触れていただくために、1万円台の作品も出展されます。各画廊が将来を見込んだ現代アーティストの作品を保有する喜びを、より多くの方々に感じていただく場として、このアートフェアを作り上げ現代アートの普及を図りたいと念願しています。