一千年以上の歴史をもつ全行程1400余キロの四国八十八ヵ所遍路道。
徳島県の第一番札所霊山寺から香川県の第八十八番札所大窪寺まで、
弘法大師空海の修行の道をたどる巡拝の旅は、古来より多くの
人々に親しまれ、現在では、毎年全国各地から50万人を超える人々が訪れます。
本展は空海ゆかりの仏像や仏画などの寺宝、遍路の歴史と文化をたどる納経帳や絵地図などの歴史資料、
それに加え画家、写真家が「四国へんろ道」を訪ねその思いを作品にした絵画や写真を展示するほか、
入場者に八十八ヵ所遍路を体感してもらう「四国八十八ヵ所お砂踏み」ゾーンも設けます。弘法大師ゆかりの寺宝や巡礼の貴重な歴史資料の展示は、遍路文化の理解を深め、その重要性を改めて考える
絶好の機会となることでしょう。
○展示構成について