残念ながら、開催中止となりました。
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アルフォンス・ミュシャ 《ジョブ》 1896年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 ©Mucha Trust 2020 |
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アルフォンス・ミュシャ 《モナコ・モンテカルロ》 1897年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 ©Mucha Trust 2020 |
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アルフォンス・ミュシャ 《ヒヤシンス姫》 1911年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 ©Mucha Trust 2020 |
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。「線の魔術」ともいえる繊細で華やかな作品は人々を魅了し、ミュシャ様式と呼ばれるそのスタイルは、後世のアーティストに影響を与えてきました。
ミュシャ財団監修による本展は、ミュシャ幼少期の貴重な作品、自身の蔵書や工芸品、20代に手掛けたデザインやイラスト、そしてミュシャの名前を一躍有名にしたポスターなどを通じて、ミュシャの原点と作品の魅力に迫ります。さらに、ミュシャ作品から影響を受けた明治の文芸誌の挿絵から、1960-70年代のイギリス・アメリカを席巻したグラフィック・アート作品、現代の日本のマンガ家やアーティストの作品まで、およそ250点でミュシャ様式の流れをたどります(原画作品保護の観点から、日本のマンガ作品、グラフィック・アート作品は一部複製展示となります)。
<主な見どころ>
1:ベル・エポックのパリから現代まで―“みんな”に愛されるミュシャ
ミュシャが紡ぎだした、「線の魔術」ともいえる華やかなポスターは、没後80年経った今なお、世界中の人たちを魅了し続けています。作品を通じて、時代を超えて愛され続けるミュシャという画家の秘密に迫る、これまでにないミュシャ展です。
2:ミュシャも日本が好きだった!?
本展には、ミュシャ本人がコレクションしていた日本趣味(ジャポニスム)の工芸品なども展示。様々な形で日本美術の影響も受けながら、ポスター画家として一世を風靡するまでの足跡をたどることができます。
3:こんなところにもミュシャの影響が?
本展で異彩を放つ作品群の一つが、1960−70年代にアメリカやイギリスで発売されたレコード・ジャケットやロック・ポスター。この時代のアーティストたちにミュシャが及ぼした影響を、ぜひご覧ください。
4:文芸誌のデザインからマンガまで―日本で生き続ける“ミュシャ”
本展でミュシャ作品と並び「目玉」といえるのが、ミュシャに影響を受けた日本の文芸誌やマンガ、イラストの数々です。ミュシャ作品との共通点を探しながら、ぜひ新しい発見を!