庄司達 《Navigation Flight (空間の誘導・飛行)No. 5-6》 1991年 布・木・ロープ 名古屋市美術館蔵
庄司達 《白い布による空間’68-6》 1968年 綿布・糸・塗装金属フレーム 216.0×202.0×202.0�� 名古屋市美術館蔵
庄司達 《Navigation Arch No. 7》 1995年 ドリル・ホール・ギャラリー(キャンベラ)の展示風景 撮影:庄司達
庄司達 《Navigation Level No. 4》 「浮かぶ布―庄司達展〔柔・空間の散歩〕」(新潟市美術館、1995年)の展示風景 撮影:庄司達
本展は、愛知県を拠点に50 年以上活動を続ける作家・庄司達(しょうじ・さとる)の個展です。
この地方で活躍する多くの美術家を育てた桜画廊で、1968 年に29 歳で初個展を開催して以後、庄司は布を使った大型のインスタレーションを数々発表してきました。名古屋のほか、国内のさまざまなグループ展に出品し、海外でも作品を発表。国際的にも高い評価を得ています。
本展では、デビュー作である〈白い布による空間〉と〈Navigation〉の2 つのシリーズに加え、〈Cloth Behind〉の新作を展示します。〈Navigation〉シリーズから「アーチ」、「フライト」、「レベル」の3 種類すべてが一堂に並ぶのは、今回が初めてです。
美術館の床や壁、天井などに、白い布が寄り添うようにして作り上げる空間は、まるで広々とした庭のように、人々が行きかい、安らげる場所となるはずです。80歳を超えた今も、つねに思考し、新たな表現に挑戦し続ける庄司達の集大成となる本展にご期待ください。