オーギュスト・ルノワール 《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》 1913年 油彩・カンヴァス 92×73 cm ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
ギュスターヴ・カイユボット 《子どものモーリス・ユゴーの肖像》 1885年 油彩・カンヴァス 73×60 cm ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
アンリ=エドモン・クロス 《糸杉のノクチューン》 1896年 油彩・カンヴァス 65×92 cm ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
モーリス・ドニ 《休暇中の宿題》 1906年 油彩・カンヴァス 94×73 cm ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
モイズ・キスリング 《サン=トロペのシエスタ》 1916年 油彩・カンヴァス 90×110 cm ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
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スイスのジュネーヴにあるプチ・パレ美術館が収蔵する19世紀後半から20世紀前半にかけてのフランス近代絵画をご紹介する展覧会です。創設者である実業家オスカー・
ゲーズ氏は熱心な美術蒐集家であり、1968年にプチ・パレ美術館を開設し、そのコレクションを公開しました。プチ・パレ美術館は創設者の逝去後、現在まで休館しており、
同館の収蔵品展が日本で開催されるのは約30年ぶりのことです。
プチ・パレ美術館は、ルノワールやユトリロといった有名な作家に加えて、あまり知られていなかった画家たちによる優れた絵画も数多く収蔵しています。世紀転換期のパリ
では、印象派や新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリなどのさまざまな絵画運動が生まれ、絵画における実験的な表現方法が探究されました。
本展覧会は、そのようなフランス近代絵画の流れを、38名の画家による油彩画65点という充実したラインナップによって展望するものです。