より多くの美術ファンが現代アートに気軽に触れて、保有する喜びが実感できる場を創りたい･･･。そんな思いで、若い世代のアーティストとギャラリストが一同に集い、昨年１１月に始まった「東京コンテンポラリーアートフェア」が今年も開催されます。
　いま、国際的なアートシーンが驚異的な活況を呈しているにも拘らず、日本の美術界は低迷状況にあります。しかし一方、現代美術の世界は極めて盛況で、国内外のオークションやフェアでは次々と記録を塗り替え、マスコミの話題にもなり美術業界のみならず、広く一般にも認知されつつあります。こうした状況を真摯に受け止め、日本の美術界が世界に追いつく契機として、現代美術のアーティストに焦点を当てたフェアが企画されました。大盛況となった昨年１１月の第１回目から、より一層、内容充実で開催します。ご期待ください。