2014年8月の出演時、「リスト以外の人類には演奏不能」と言われるリスト「ラ・カンパネラ」第2版の演奏などで超満員の客席を大いに盛り上げた阪田知樹さんが、1年半ぶりにG-Call Clubサロンへ登場します。2013年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで最年少ファイナリスト。昨年からはハノーファー音楽演劇大学で研鑽を積み、その豊かな音楽性に、ますます磨きがかけられています。今や注目の若手ピアニストとして引っ張りだこ。プログラムにも深いこだわりを見せる22歳の俊英が、美しいベーゼンドルファーのあるG-Call Clubサロンならではの曲目を披露します。
今回はハンガリーの2大作曲家、リストとバルトークを取り上げます。
■演奏予定曲
「ハンガリーの2大作曲家」
F.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244/R.106
B.バルトーク:3つのチーク県民謡 Sz.35a/BB45b
B.バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz.80/BB88
他
■阪田知樹 プロフィール
1993年生まれ。5歳半よりピアノを始める。
第61回 全日本学生音楽コンクール 全国大会 中学校の部 第2位。
第9回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 中学生部門 アジア大会 銀賞。
2009アジア国際音楽コンクール 最優秀賞、及びピアノ部門 高校生の部 第1位。
第4回福田靖子賞選考会 第1位 福田靖子賞受賞。
第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクール セミファイナリスト。
第35回ピティナ・ピアノコンペティション 特級グランプリ、及び聴衆賞、併せて文部科学大臣賞、
読売新聞社賞、王子ホール賞、東京シティ・フィル賞受賞。
第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 最年少入賞(4−6位)。
タマーシュ・ヴァーシャリ氏の推薦により「プラハ・ミュージック・パフォーマンス」に参加、
イヴァン・モラヴェッツ賞受賞。 ニコライ・ペトロフ氏に招かれ、第12回クレムリン音楽祭の他、
ポーランド国際ピアノフェスティバル、国際音楽祭ヤング・プラハに出演。ジュネーヴ、ルガーノ、
パリ、ユトレヒト、横浜、東京にてリサイタル開催。NHK-FM、FM横浜、ロシア国営テレビ、
RSIスイス・イタリア語ラジオ放送局、RTSスイス・ロマンド・ラジオテレビ放送局において、
演奏録音、及び、放送される。 藤原浜雄、堀了介の両氏とピアノ三重奏を、ブレンターノ
四重奏団、原田幸一郎、池田菊衛、磯村和英、毛利伯郎の各氏とピアノ五重奏を共演。
矢崎彦太郎、レナード・スラットキン等の諸氏指揮の下、東京シティ・フィルハーモニック
管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、南ボヘミア室内管弦楽団、フォートワース
交響楽団他と共演。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、現在、東京藝術大学
音楽学部器楽科3年に在学。「コモ湖国際ピアノアカデミー」に於いても研鑽を積む。
ピアノを西川秀人、渡辺健二、パウル・バドゥラ=スコダの各氏に師事。音楽理論、作曲を
高橋千佳子、永冨正之、松本日之春の各氏に師事。2011年度ヤマハ音楽奨学生。
第43回江副記念財団奨学生。 横浜市在住。