パリ国立オペラ座管弦楽団のヴァイオリニストとして、ヨーロッパオペラの最前線で
活動する大島莉紗が、ソロヴァイオリンをじっくり聴かせます。
また、同オペラ座管弦楽団主席チェリスト、オレリアン・サブレさんをゲストに迎え、
チェロとヴァイオリンのデュオ演奏も披露します。
演奏予定曲
モーツァルト:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ KV.423 ト長調
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 より シャコンヌ
<休憩>
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第4番 ホ短調 作品27
ヘンデル=ハルヴォルセン:ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリア
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
大島莉紗 プロフィール
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了。
1997年より文化庁在外派遣研修員として、英国王立音楽大学大学院に留学し、フェリックス・アンドリエフスキー氏、トーマス・ツェートマイアー氏に師事。
在学中、女性として初の受賞となるユーディ・メニューイン賞をはじめ、イアン・ストーツカー賞、イゾルデ・メンゲス賞などヴァイオリンにおけるすべての賞を受賞。
ローム・ファンデーションおよび同大学から奨学金を受け、1999年同大学院を過去最高点の首席で卒業する。
2003年パリ国立オペラ座管弦楽団に入団。
同管弦楽団のヴァイオリニストとして、バスティーユ、ガルニエの両オペラ座で活躍。
また、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の客演首席奏者として、アムステルダム・コンセルトヘボーへのコンサートツアー、ロイヤルフェスティバルホールでの定期公演などに出演。
パリ・オペラ座を拠点に、ヨーロッパ各地で、ソリスト・室内楽奏者として多彩な活動を展開している。
現在、パリ在住。
オレリアン・サブレ プロフィール
2008年よりパリ国立オペラ座管弦楽団主席チェリスト。1999年パリ国立音楽院卒業。
ジャン・マリー・ガマールに師事。その後アメリカのボストン大学に学ぶ。
1999年コネチカット州ダンバリでのHeida Hermann国際弦楽コンクールにて1位受賞。
2000年タングルウッド音楽祭に参加、同地でエマニュエル・アックス、ジュリアードカルテットのメンバー、小沢征爾等に師事。またその時の演奏でHenri Kohn記念賞を受賞。
2001年〜2008年までパリ管弦楽団に在籍。
2009年バスティーユオペラにて小沢征爾指揮によるコンサートにソリストとして出演。
また室内楽奏者としても活躍。
ベルリンのVolger弦楽四重奏団、Roland Pidoux, Xavier Philippsなどと共演。
ガルニエ宮での室内楽コンサートシリーズにも定期的に出演。
スイスのレーベルGalloよりバッハ、シューベルト、グリンカ、リヒャルト・シュトラウスの室内楽作品をリリース。
大島莉紗 ヴァイオリンリサイタル チラシを印刷できます。
