<出演>
ヴァイオリン:大島莉紗
ピアノ:シュテファン・シュトロイスニック
<曲目>
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
シューベルト:華麗なるロンド op.70
プロコフィエフ:5つのメロディー
プロコフィエフ:「シンデレラ」より 5つの作品
プロコフィエフ:組曲「ロミオとジュリエット」
大島莉紗 プロフィール
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了。
1997年より文化庁在外派遣研修員として、英国王立音楽大学大学院に留学し、
フェリックス・アンドリエフスキー氏、トーマス・ツェートマイアー氏に師事。
在学中、女性として初の受賞となるユーディ・メニューイン賞をはじめ、イアン・ストーツカー賞、
イゾルデ・メンゲス賞などヴァイオリンにおけるすべての賞を受賞。
ローム・ファンデーションおよび同大学から奨学金を受け、1999年同大学院を過去最高点の
首席で卒業する。2003年パリ国立オペラ座管弦楽団に入団。
同管弦楽団のヴァイオリニストとして、バスティーユ、ガルニエの両オペラ座で活躍。
また、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の客演首席奏者として、アムステルダム・コンセルト
ヘボーへのコンサートツアー、ロイヤルフェスティバルホールでの定期公演などに出演。
パリ・オペラ座を拠点に、ヨーロッパ各地で、ソリスト・室内楽奏者として多彩な活動を展開している。
現在、パリ在住。
シュテファン・シュトロイスニック プロフィール
1985年ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学にてオレグ・マイセンベルグ、ロンドンの英国王立音楽大学にて
イアン・ジョーンズに師事。その後、ダニエル・バレンボイムやドミトリー・バシキーロフなどの著名な
ピアニストにも指導を受ける。ロンドンのロイヤル・フェスティヴァルホール、ウィーンの楽友協会や
コンツェルトハウス、ベルリンのフィルハーモニーといったヨーロッパの重要なコンサートホールをはじめ、
世界各地でソリストや室内楽奏者として演奏活動を行っている。日本では2009年に東京オペラシティでデビュー。
2014年秋の南アメリカ・ツアーの際にブエノスアイレスのテアトロ・コロンにて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲
第5番を演奏し、アルゼンチンの音楽評論家協会から「今年の発見」という賞を受賞した。
コンサート活動の傍ら、グラーツ国立音楽大学で教鞭をとる。これまでの国際的な音楽活動をウィーンフィル
ハーモニー管弦楽団によって、クレディ・スイス・アワード2014の候補に推薦された。