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福岡県大川市

【大川家具】
形を変えて、ずっと使える木製の椅子

寄附金額

¥25,000

【大川家具】
形を変えて、ずっと使える木製の椅子

 

寄附番号 82497

寄附金額:

¥25,000

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発送期間
寄付金受領確認後、準備ができ次第、順次発送致します

子どもから大人になるまでずっと使える、便利でマルチな3Wayチェアです。上下をひっくり返すことで座高が違う椅子として、背もたれ側を上にすればミニデスクとして。立てたり、横にしたり、形を変えていろいろなパターンで使えます。材料には釘といった金物は一切使用せず、軟らかいパイン材を採用。踏み台やサイドテーブルとしても長く使える、家具のまち・大川で生まれた自然素材のチェアです。

<商品サイズ>
 幅33.5cmx奥行33cmx高さ30cm 重量2.5kg


およそ480年、筑後川とともに発展した大川家具

福岡県南西部にある大川市。市の西部には、九州最大の一級河川が流れ、かつては木材の産地である大分県日田エリアから川を下って運ばれる木材の集積地でした。さらに、有明海へつながる海上交通の要衝でもあり、多くの船が乗り入れるように。そこで活躍したのが、造船や修理を担う「船大工」です。この船大工の技術が進化し、生まれたのが大川市で生産されるブランド家具「大川家具」。大川市は、北海道の旭川、岐阜の飛騨高山に並び、日本を代表する家具産地に発展したのです。

今も多くの家具職人が暮らす大川市にある家具メーカーの一つが、「アルファタカバ」。およそ480年の歴史ある大川家具のなかで、創業38年を迎えた若手メーカーです。大川家具の発展につながった筑後川を背に建つ社屋には、事務所やショールームとともに家具の組み立て工場が。そっとのぞくと、これから形になるであろう加工された木材が並び、職人の皆さんが組み立てにいそしんでいます。ここではどんな家具が生まれているのでしょうか。モノづくりの現場を前に、ワクワクしながら社屋を訪ねました。

時代やニーズに合わせ、箱物家具に力を入れる

「私たちが主に手掛けていたのはタンスでした。でも今は、タンスを使わない家も多いでしょう。そのため昨今は、タンス作りの技術を生かしながら、現代のニーズに合わせた家具作りに力を入れています」。そう教えてくれたのは、社長の小早川恒緒(こばやかわ つねお)さん。生活スタイルが変わり、タンスを必要とする家庭が減りつつある今、得意の技術を生かしてテレビボードや書棚といった“箱物家具”の製造を多く手掛けています。

そんなアルファタカバが、ECサイトとふるさと納税の返礼品でのみ扱っているのが、木の温もりあふれるキッズチェアです。タンスでも、もはや箱物でもないチェアがなぜ?誕生のきっかけは、小早川家のある事件でした。

ある事件をきっかけに誕生。愛情たっぷりのチェア

「私には、子どもが3人いるんです。もうみんな大きくなりましたが、小さいころに次男と長女が家にあった子ども用のパイプ椅子を巡ってけんかをしたんですね。よくある子どもの争いだったんですけど、次男が椅子の足の部分で数針縫う大けがをしてしまって。かわいそうなことをしました。そのときに、もっと安全な素材で子どもたちが使う椅子を作れないかと思ったんです」

家具メーカーで働く自分に、何かできることがあるのでは。そう思った小早川さんが考えたのが、このキッズチェアです。軟らかなパイン材を使い、角を取り除いた優しいフォルム。つなぎ部分には釘といった金物は使用せず、すべて木材で作っています。これは、アルファタカバのタンスをはじめとした箱物家具にも使われる、大川家具には欠かせない技術です。またチェアは着色をせず自然の色味がそのまま楽しめる塗装を施し、滑らかな質感はずっと触っていたくなるほど。親が子を思う愛情と家具のまちに長く伝わる技が、たっぷり詰まった一脚です。

子どもの成長に合わせた3つの使い方

こちらのキッズチェア、実は3つの使い方ができるんです。まずは言葉通りの椅子として。といっても上にする面によって座高の高さが異なるため、子どもの年齢や身長に合わせて2つの高さを使い分けることができます。また背もたれ部分を上にすれば、お絵かきや折り紙を楽しめる専用デスクに。2.5kgと軽量で取っ手が付いているので、お子さまでも動かしやすいのがうれしいですね。もちろん、大人が座ったり踏み台にしても大丈夫。十分な強度を備えています。

触れるとよみがえる家族の思い出

「素材が軟らかいから鉛筆の跡や小さな傷が入ったり、子どもが落書きした後が残ったりするけれど、それもいい思い出。壁への落書きだと怒ってしまうけれど、子ども専用のチェアだと思えば、親の器も大きくなるでしょう(笑)。自然素材で、どうしても日に焼けてしまうけど、そうやって時を重ねて色を変えてもプラスチックと違って、劣化ではなく“味”と思える。いつまでも家族の思い出として、大切にとっておきたくなるチェアだと思います」と、優しい表情で話してくれる小早川さん。

その隣で、同じくアルファタカバで働く妻の亜紀子さんが、優しくチェアをなでながら、懐かしそうに語ります。「娘が小さいころは、私がちょっとした書き物をするのに使っていたこともあるんです。洗濯物を干したり、料理をしたりしていると、お手伝いといってこのチェアを持ってきて、踏み台にして手を貸してくれたり」。このチェアを前にすると、娘さんがまだ幼かったころの思い出がよみがえってくるそうです。

成長や思い出を刻むアルバムのような一脚に

実際に購入した方からは、「ひっくり返したり、並べてくっつけたり......。子どもの想像力を刺激しています」「叩いたり舐めたりしていたら、チェアを使ってつかまり立ちするようになりました」といった声が。子どもや孫たちの成長を感じ、チェアと一緒に家族の思い出を紡いでいる様子を思い浮かべて、こちらも笑顔になってしまいました。10年後、20年後にも、そっと家族の傍らにあり、まるでアルバムのように思い出をよみがえらせてくれるチェア。これからどんなストーリーを刻んでくれるのか、ワクワクしながら迎えてみてはいかがでしょう。

発送日 寄付金受領確認後、準備ができ次第、順次発送致します
配達方法 宅配便でお届けいたします
発送元 株式会社アルファタカバ

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形を変えて、ずっと使える木製の椅子

 

寄附番号 82497

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