日頃たいへんお世話になっているJA魚沼みなみさんのお招きで、
3/3〜4に新潟県南魚沼へ行ってきました。
3月3日は奇祭と呼ばれる、越後浦佐・普光寺毘沙門堂「裸押合祭」が開催されます。
今回は、そのお祭りの見学、また、JA魚沼みなみさんの施設見学を兼ての訪問です。
東京駅より上越新幹線にのり、最寄りの駅「浦佐」に到着。

思っていたほどの寒さがなく、例年であれば、真っ白であろう
家々の屋根には雪がほとんどありませんでした。

JAの担当の方に伺ったところ、こんなに雪が少ない冬は
本当に珍しく、今年は1度も雪下ろしをされていないそうです。
JA様と関係各社の懇親会では、「カジカ酒」をいただきました。

川魚のカジカをこんがり焼き、熱めの熱燗をそそぐ名物酒です。
お酒につかったカジカの見た目、一瞬ギョっとしますが、よくみるとかわいいです。
濃厚な旨みと風味があり、とても美味しくいただきました。
その後、いよいよ「裸押合祭」の会場へ。


裸押合祭は1200年前から続くお祭りで、
五穀豊穣・家内安全・身体健康を祈るお祭りです。

国の無形民俗文化財にも指定されています。
さらし姿の男衆が、「さんよ〜、さんよ!」の掛け声と共に押合い、
高い所にお祀りしてある毘沙門天を誰よりも近くで参拝しようとする様は大迫力でした。

翌日4日はJA魚沼みなみの施設見学。
まずは昨年オープンした直売所「あぐりぱーく八色」を訪問。

南魚沼産コシヒカリやこがね餅、地域の野菜やお酒などを販売。
農業に触れ、学びを提供する場として、調理研修室も併設されています。

その後は、特産センターへ。

美味しさを保つため、カントリーエレベーターでもみのままお米を保管、
最新の精米設備で精米〜選別、袋詰めまで行う施設を見学しました。
G-Callのお客様へ、この精米所で精米したてのお米を
直送にてお届けしています。


南魚沼市では、小学校の給食で、地元南魚沼産コシヒカリが
出されるそうです。子供のころから、美味しいご飯が毎日食べられ、
うらやましい限りです。
また、JA魚沼みなみの南魚沼産コシヒカリは、
JALファーストクラスの機内食としても採用されています。
(飛行機内で炊飯し、炊き立てのご飯がだされるそうです。)
山々に囲まれ、雪に包まれた南魚沼の土地は、
とても素敵で、こういう場所だから、
美味しいお米ができるんだなぁと感じることができました。
また、美味しいお米を作るため、JAの皆様、農家の方々の
日々の努力を感じることができた貴重な体験となりました。
JA魚沼みなみの皆様、お招きいただきありがとうございました。