G-Call スタッフブログ

2015年06月18日

千葉の農家さんを訪問しました。③

訪問の最後に、西瓜名人の向後正さんの畑にお邪魔しました。

向後さんの畑は海に近い、千葉県銚子の飯岡にあります。

現在、毎年人気の西瓜の管理作業の真っ最中。
大忙しの中、お話しを伺ってきました。
まず、写真のように受粉作業を1つ1つ手作業で行います。

この小さな西瓜がどんどん大きくなります。
受粉した後に目印として、電話帳や漫画など受粉した
日毎に紙切れを下に敷きます。
こうすることで、いつ受粉したかわかり、熟れて美味しくなった
西瓜を収穫できるそうです。

大きくなってきたら西瓜の下にお皿を敷いて
１個１個西瓜を回してまんべんなく日が当たるようにします。
そうすることで西瓜の縞模様がきれいに色づき、甘さが均等になります。

管理作業で一番の難関が、わき枝の作業。
迷路のように育っているつるを１本づつたどり、
1つのつるに３０本前後まで残し、枝を取ります。
つるをのの字に巻くことで西瓜が成長しやすく、管理がしやすいそうです。

腰をかがめながら丁寧に作業していきます。
通常の場合、西瓜は大きくなったら同時に出荷されるため、
甘さにばらつきが出てしまうそうです。
この丁寧な管理作業により一番の食べごろの西瓜をお届けできます。
向後さんは甘い西瓜を食べてほしいとのことで
出荷前に必ず食味して、自分が良いと思ったものから発送します。
農家さんの間でも好評というのがうなずけます。

また、向後さんも堆肥にとてもこだわっています。
堆肥には、カニの殻も入ります。
数年前の堆肥コンクールでは、堆肥業者と並び堂々の３位に！
写真のトラクターは堆肥を混ぜるもので、３位になった時の市からの補助で
購入したものだそうです。

「お客さんに美味しいって喜んでもらうのが一番うれしいよ！」
向後さんもまたそのように笑顔でおっしゃってました。

西瓜の出荷が待ち遠しいです！

向後さんの西瓜はコチラ

2015年06月18日

千葉の農家さんを訪問しました。②

ヒラタケシメジを栽培している小嶋　忠敬さんの所へお邪魔しました。

代々農家を営む小嶋さんの家系ですが、きのこ栽培は忠敬さんが
２０代前半のときに始めました。
大学で今後どのような作物を育てようか考えていた時に、
教授に「今後は菌類が来るぞ～！」と言われ、キノコ栽培を始めたそうです。

キノコはこのようなポットで育てられます。

薬剤での殺菌はしないため、菌を植える米ぬかとおがくずを混ぜたものを
約100℃の釜で10時間も蒸気で殺菌します。

そのあとに上に菌床を入れ、生育室に入ります。
生育室は２部屋あり、１つ目の部屋は暗くて湿度も高く
森の中にいるようでした。
２３℃～２６℃に保たれ１か月この部屋で育てます。

その後２つ目の生育室に入ります。見ての通り、
こちらの部屋は水蒸気が多く、風も強めに設定されています。
室温はだいたい１６℃位。温度が下がるとキノコが顔をだします。
風を強めに当てるのは、キノコが成長しすぎるのを防ぐためだそうです。

２つ目の部屋に入り２週間程で収穫になります。

キノコを作り始めて最初の５年ほどは、カビが生えて全滅したりで
大変な苦労をされたようです。
ヒラタケシメジは保存がきかず、取扱いが難しいので
今では栽培する人が少ないそうです。小嶋さんになぜヒラタケシメジなんですか？
と尋ねると、人間と同じで扱いが難しいほどかわいいんだと笑っていました。

保存があまりできないヒラタケシメジですが、７０℃以上の高温と
－１７℃以下の低温で、うまみ成分がグンと増えるそうです。
そのため、料理にするなら天ぷらがオススメ。
保存するなら、一度沸騰させてたお湯で軽く茹でてから冷凍すると良いそうです。

生産者連合デコポンさんの野菜はコチラ

2015年06月15日

千葉の農家さんを訪問しました。①

有機栽培、特別栽培のお野菜をお届けしている生産者連合デコポンさん。

実際に野菜を栽培している農家さんの元をご挨拶をかねて訪ねてまいりました。

３人の農家さんの畑にお邪魔して、野菜の栽培方法などを伺いました。

まず最初に加瀬　嘉男さんの畑にお邪魔しました。
東京ドーム約２個分の畑で主に人参、里芋、ピーマン、大和イモ、サツマイモなど
様々な作物を造っていらっしゃいます。

写真は里芋の畑です。有機栽培で一番大変なのは
除草剤を使用できないため手作業で行う、草むしりだそうです。
加瀬さんは、畑を歩いて案内しながら
「ここからの眺めが一番好きなんだあ」と話してくれました。
こんなきれいな畑を維持できるのは、野菜に対する
加瀬さんの愛情が強いからだろうな思います。

加瀬さんと言えば、有機栽培の人参です。
Ｇ－Ｃａｌｌのお客様にも好評の人参の収穫を体験させていただきました！
「泥付きのまま、にんじん食べてごらん」とすすめられるまま
みんなでその場でガブリと。
土付きのまま人参を食べるのも初体験！にんじんは新鮮そのもので
にんじん臭さもなく、ジューシーでほのかな甘みも感じられました。

虫に弱く、つくるのが難しいというピーマン。
まだちっちゃな赤ちゃんピーマンがついています。

ピーマンの苗の間にバジルが植えてありました。
試行錯誤の末、この組み合わせで植えると虫が寄ってこないそうです！

加瀬さんのピーマンはジューシーで苦みが少なくおいしいそうです！
収穫が楽しみです。

自家用のじゃが芋まで収穫させていただきました。
じゃが芋はこんな風に根っこについています。

ごろごろと立派なじゃが芋です。

加瀬さんが飼っている、ヤギのメイちゃん。癒されました。

加瀬さんの畑の土を触ってみて、とても柔らかいと感じました。
微生物が良い土壌を作ってくれるそうです。
野菜つくりには土がとても大切で、良い土で育てると
野菜も強くなるそうです。

安心・安全はもちろん、美味しい野菜を作りたくて有機栽培を始めたという加瀬さん。
きちんと世話をしてやれば、余分な薬を使わなくても作れるとおっしゃっていました。
野菜を「こいつら」と呼んで、自分の子どものように育てていらっしゃいます。

美味しい野菜は加瀬さんのを買えば大丈夫！と思ってもらえるような
“加瀬ブランド”を確立していきたいとのことでした。

私たちもそんな加瀬さんの思いを、お客様にしっかり伝えていきたいなと思います。

生産者連合デコポンさんの野菜はコチラ

2015年05月28日

“小玉西瓜姫まくら”
今年も予約開始しました！

毎年人気の西瓜名人、向後正さんが作る小玉西瓜「姫まくら」。

今年も予約開始しました！

姫まくらの特徴はその甘さにあります。

平均糖度１３度近い甘さのスイカで、時間がたっても「シャリ感」が

損なわれない事も人気の理由になっています。

数量、期間、限定の向後さんの絶品スイカをご賞味ください。

小玉西瓜姫まくらのご注文はこちら⇒≪クリック≫

2015年05月26日

八海山のあまさけと雪室バウム

言わずと知れた「八海山」から酒造りの技術、魚沼の地域性を生かした商品をお届け！

麹だけでつくったあまさけ(ノンアルコール)は、酒造りで培った技術で麹をコントロールし、
すっきりとした上品な味わいに仕上がっています。

あまさけは温めて冬の飲みものとする以外に、江戸時代から冷やして
夏場の滋養強壮としても親しまれている伝統食品です。
これからの時期にお勧めです！

雪室バウムは、八海山の雪室をイメージして作られました。
雪をイメージした「白いバウム」を表現するために、新鮮な卵とホワイトチョコレートを
可能な限り贅沢に生地に練りこんであります。究極な口どけが特徴のバウムクーヘンです。

あまさけと雪室バウムは同梱も可能。ご贈答用にもぜひお使いくだし。

八海山のあまさけと雪室バウムのご注文はこちら⇒≪クリック≫