シーフードカンパニー能水商店

屋号説明

新潟県糸魚川市の県立海洋高校の生徒が、同校のOBとともに
製造販売を手がける「シーフードカンパニー能水商店」。
糸魚川の豊かな自然を活かす水産加工事業を展開しています。

屋号説明

海とさかなのまち、新潟県糸魚川能生に、
高校生が活躍する水産加工場があります!

シーフードカンパニー能水商店は、新潟県立海洋高等学校のキャリア教育推進と地域振興を目的に、平成27年4月、一般社団法人能水会と糸魚川市が立ち上げた事業所。ここでは、海洋高校の食品科学科や生物資源研究部の生徒が授業や部活で開発した水産加工品を、同校の卒業生とともに事業所の施設設備を利用して製造・販売に取り組んでいます。

屋号説明

地域水産資源を有効利用した食品開発

工場は、学校と最寄駅との中間地点にあり、
元食品工場の建屋を市の補助で整備して利用しています。放課後、生徒たちは同校が独自に研究開発してきた製品をこの工場で量産してきました。

現在は、イクラを取り上げたあと廃棄されることが多かった「糸魚川」で獲れた鮭の身を使った魚醤「最後の一滴」を中心に、その派生商品を製造販売しています。

生徒たちは休日には小売店への営業活動や催事での対面販売も行うなど、クラブ活動として授業の範囲にとどまらない学習にチャレンジ。事業を通じて製造からマーケティングに至る企業活動を学んでいます。

部活動として“高校生ビジネス”を営む生徒たちは「新商品の開発や首都圏への販路開拓に力を入れたい」と意欲的で、地元の水産資源を活用した美味しい商品を皆様に届けられるよう日々努力しています。

屋号説明

急峻な地形が生む糸魚川産の鮭

魚醤独特のクセのある風味は実は魚体中の脂が原因と言われています。新潟県の最も西に位置する 糸魚川は、背後に日本アルプス北端の急峻な地形を持つ地域で、北洋から帰ってきた鮭はこれらの山々を流れる川に遡上するなかで体力を消耗します。このことは、鮭の脂が落ちることを意味し、糸魚川産の鮭はクセのない魚醤を造る最高の原料になるのです。

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能水会 会長 岩崎昇氏より

明治31年(1898年)に水産に関する授業を開始し、翌年明治32年「能生町立水産補習学校」として開校し、平成5年に「能生水産高等学校」から「海洋高等学校」へ校名が改称されました。
本年度、創立117年目を迎え卒業生も1万有余を数え国内外を問わず、様々な分野で活躍をしております。
生徒諸君は、卒業と同時に全員が「一般社団法人能水会」に入会し会員となり能生水産高等学校と海洋高等学校を卒業した人達で構成された団体であります。全国に支部組織を持ち、互助の精神で全国で活躍されている卒業生との情報交換や親睦を目的とし、同じ学校で学んだ同窓の絆を大切にして、「産業教育の振興に寄与する事を目的に」活動をしております。

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