山口ファーム
れんこん生産日本一の茨城県から
れんこん生産日本一の茨城県！霞ヶ浦一帯は土壌や水に恵まれ、肉厚で繊維がきめ細かく、おいしいれんこん産地として知られています。実はれんこんが作られるのは、畑ではありません。水を張った田んぼで栽培するため、「蓮田（はすだ）」または「れんこん田（だ）」と呼ばれます。
田んぼの泥にたっぷり含まれた養分を吸収しながら成長するので、栄養価の高いれんこんができるというわけです。
茨城県小美玉市で３代続く「山口ファーム」では、有機肥料を使い、化学肥料を使用しない特別栽培を「パールれんこん」と名付けて独自にブランド化しています。
主な肥料は、米ぬかやトウモロコシなど、豚や鶏の飼料。家畜が食べて育つ有機質のエサを田んぼにまくことで、健康な土づくりをしているのです。
「パールれんこん」はまさに土が育てた宝石です！
「山口ファーム」３代目山口正博さんは、胸まである胴長をはいて、真冬でもれんこん田に入ります。
見えない泥の中に埋まったれんこんを、水圧ホースで探り当てて掘り出すのは、熟練の技も体力もいる大変な仕事ですが、冬場は外気よりも水の中の方が温かいそうです。
真っ黒な泥の中から生まれたれんこんを、田んぼの脇に設置した大きな桶で洗浄すると、見違えるほど真っ白に輝く肌が現れます。これぞ「パールレンコン」。
その場で、洗浄し選別するため鮮度バツグン、シャキシャキの食感です。火を通すとほっくほくの歯応えもでてきて絶品です。
煮物、天ぷら、キンピラによし、おすすめはそのまま皮ごと焼いたれんこんステーキです。
れんこんの肌を見ると、ときどき茶色くサビた色になっている部分がありますが、これは中に含まれる鉄分と酸素が反応しているためで、むしろ鮮度のよい方がサビが残っていると山口さんは教えてくれました。
「先が見える、見通しがきく」縁起物のれんこん。こだわりのレンコン栽培を日々進化させる「山口ファーム」の「パールレンコン」。みなさまに安心安全なおいしさをお届けするため、きょうも茨城の田んぼの中から新鮮れんこんをお届けします。
ベジアナ 小谷あゆみさんも推薦！
小谷あゆみ プロフィール
フリーアナウンサー・野菜をつくる「ベジアナ」
石川テレビ放送アナウンサーを経て2003年からフリー。
番組企画ではじめた野菜づくり・米づくりをきっかけに全国の農業・農村を取材。
農業の豊かさ、地域の個性、健康福祉をテーマに産地の魅力を発信。
野菜をつくるアナウンサー「ベジアナ」として都会のベランダから農の力を発信。
ＮＨＫEテレ「ハートネットTV介護百人一首」毒蝮三太夫さんとの司会で前向きな介護を提唱。
「日本農業新聞」ほか連載コラム多数
農林水産省食料農業農村政策審議会臨時委員
ブログ「ベジアナあゆ野菜畑チャンネル」
小谷さんもれんこん田でお手伝い！
わたしも胴長を着て、れんこん田の中に入らせていただきました！
水圧ホースの勢いがすごーーーい！