NPO国際薬膳協議会理事長
東京家政大学家政学部栄養学科教授
医師・医学博士 中村信也 監修
「薬膳」にどのようなイメージをお持ちですか?
薬膳には「中国医学の陰陽五行論に基づいた健康追及の料理」と定義があります。つまり薬膳とは、ある病気の回復や予防などを目的としています。薬膳料理で大事なことは“旬の食材選び”と“体質に合った食材選び”です。旬のものを食べ、中国医学の「寒」と「熱」、「虚」と「実」、「湿」と「燥」の3状態で自分の体質を知り、その体質にあった食材を摂取することで、本来持っている体質での免疫力をバランスよく発揮できるようになる事を助ける目的で作られた料理こそが薬膳料理。しょうなん薬膳スープは、全種類がヘルシーなスープになっており、種類によってはメタボリックシンドローム(通称メタボ)予防にもなる超低カロリーと低塩分のスープも存在します。本来は毎日でも食べて頂きたいのですが、週1回でもカラダを整える意味で、体質に合った食材を食べて頂くことをおすすめします。