博多一風堂

屋号説明

変わらないために、変わり続ける。たくさんの想いがここにあります。

変わり続けることへの想い

一風堂が老舗と呼ばれるにはまだまだ長い年月が必要です。
2035年、50周年。2085年、100周年。そんな先の未来を予測するのは簡単なことではありませんが、
ただひとつ「絶対に変わらない」と確信できることがあります。
それは常に“一杯のラーメンを、一人のお客さまに”お出しする姿勢を頑なに守り続けるということです。
未来の老舗、一風堂。将来、立派な老舗と認めていただけるように、
一風堂は「変わらないもの」を見つめ、そのために日々変わり続けます。

料理への想い

美味しさは舌で味わうだけのものではない、と一風堂は考えています。
視覚や聴覚など五感をフルに活用していただく工夫はもちろん、安心、安全も美味しさの大切なエレメントです。
食材を厳選し、水を整え、徹底した清掃と整理整頓で調理環境を最高の状態にキープする。
そして、それらを活かすのは熟練した職人の技。だからこそ私たちは人材の育成に時間を惜しみません。
こうした独自の“当たり前の基準”のうえに、ラーメンをはじめとする一風堂の料理は生まれるのです。

デザインへの想い

京都の老舗を思わせる木製の看板と手染めの暖簾。
木工彫刻家のアトリエのようなウッディな内装。窯元に発注したオリジナルの丼。
BGMにはジャズが流れ、作務衣姿の青年が爽やかな声で出迎える
――1985年に誕生した「博多 一風堂」のデザインはすべてが斬新でした。
そんな創業の精神は今なお独創的な店づくりに受け継がれています。
また、デザインの根底には五行説「木、火、土、金、水(もく、か、ど、ごん、すい)」の思想があります。
それぞれの要素の調和を感じてください。

おもてなしへの想い

一風堂が目指すのは「目配り、気配り、心配り」ができる人。
それはお客さまが何を求めていらっしゃるのか、しっかりと観察し、経験から仮説を立て、先読みをして行動する人。
お客さまの期待を越える感動を生み出すことができる人です。
マニュアルでは伝えることができない、人の心を読む力。
それが一風堂の「おもてなし」の源です。もうひとつが感謝の心。
私たちは「ありがとう」の思いを一杯のラーメンに込めて、笑顔とともに世界中のお客さまにお伝えしていきます。