7月17日(木) G-CallClubサロンにて、午前と午後の2回
明治26年創業、富士酢でおなじみの京都のお酢屋さん
飯尾醸造様によるセミナー
「 野菜の栄養を美味しく健康的に摂るコツ」を開催いたしました。
講師は≪飯尾醸造≫五代目当主、飯尾彰浩様。
早速、スライドを交え、セミナーがスタート。
アンチエイジングの為の栄養素として今注目の「ファイトケミカル」。
野菜やくだものなどの植物に含まれる栄養素ですが、
この「ファイトケミカル」を効果的に摂取するには、
“生”よりも“加熱してスープ状”にした方が100倍も効率的であること。
特に「にんじんの葉」の効果が優れているそうで、煮出したスープは
ニンジンジュースの1万倍も抗酸化力があるとのこと。
逆に、食物の消化にはエネルギーを使うので、食べ物の酵素の力を借りる
(例えば大根おろしはおろし汁まで飲む)と消化の負担が少ない。
その為には“生”で摂取するのが望ましい、など
それぞれの目的に応じた使い分けのお話がありました。
また飯尾醸造さんの一番人気「富士酢プレミアム」と他社のお酢の飲み比べや、
飯尾醸造さんおすすめ「紅芋酢」や「すのもの酢」「ポン酢」などの
飲み比べをしたり、また「ピクル酢」でつけた野菜をご賞味いただきました。
なんでもお酢には食べ物の味を調える力があるそうで、ふらりと入った
ラーメン屋がもしとても不味かったとしても、卓上のお酢を少しかけるだけで
グッと味がよくなるそうです。一度試してみよう。
因みに飯尾醸造さんのお酢はG-Callでも色々と販売していますが、
アンチエイジング効果に大変優れている、当主曰く「世界一身体によいお酢」
は『紅芋酢』とのこと。この言葉に皆様、特に興味深々のご様子。
紅芋酢は皆様に炭酸で割って飲んでいただきましたが、天然素材とは思えない
“ピンクの色合い”が本当に美しい!
≪飯尾醸造≫さんでは、安心・安全のお酢を作る為、原料のお米を
契約農家さんや自社(社員さん総出)で農薬を使わず栽培していること、
これがひいては農家さんの生活を安定させ、美しい棚田の景観を
守ることにつながっている話や、使命感やこだわりをもって
お酢作りをされていることなど、お話上手の当主が実直かつユーモアを交え、
1時間半に渡り、お話いただき、最後の質疑応答まで真剣かつ和やかな
ムードで会はすすみました。
飯尾当主様、ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
さて、お客様の感想です。
「野菜の採り方、酢とほかの調味料との関係など、とても説明がわかりやすかった。
学術的・専門分野の話もかみくだいてあって良かった。」
「夏に向けてとても良いセミナーでした。お酢の使い方でもっと健康になれると
いうことを知り、とても勉強になりました。」
「栄養と身体のお話が大変に良かったです。食に対する誠実な思いがよく伝わって
きました。生産者さんの様子を写真で色々みられるのは、何を買ったらよいかと
いう時に、本当に決め手になると思いました。」
「酢のお話が充実していて大変に勉強になりました。ファイトケミカルの話も
興味深かった。お酢の試飲もとても楽しかったです。」