グロッサーワインについて
オーストリア・南ブルゲンラントに位置するワイン蔵のGroszer Weinは、アイゼンベルクというハンガリー国境に近い所にぶどう畑があります。以前はVinum Ferreumというワイナリーでしたが、そのワインを気に入ったマティアス・クリューン氏が2012年に買い取り、2013年3月よりGroszer Weinというブランドでスタートしました。オーストリアの有名なデザイナーがラベルを担当。ウィーン楽友協会で毎年1月に行われているウィーン三大舞踏会の一つである、ウィーンフィルのバルのイメージにぴったりという事で、現ウィーンフィル団長のグロースバウアー氏(当時バル担当)が気に入り、2014年以降のバルから、ラベルのデザインを取り入れた特別バーが作られ提供しています。
オーストリア・アンチエイジング協会の会長さんマルクス・メツカ氏は著名な産婦人科医で、彼の書いたアンチエイジング関係書のワインについての本で触れているのですが、アイゼンベルクの土地のワインは、ヨーロッパ一のアンチエイジング成分が含まれていると書かれています。銘柄のブラウフレンキッシュは、オーストリア原産のぶどう品種です。
このGroszer Weinの特徴としますと、1L瓶であるので、たっぷり頂けるのが魅力です。それで、Groszer Wein(グローサー・ワイン/大きなワイン)と命名されました。そもそも、ナポレオンが当時、兵士たちが一日に飲んで良いワインの量を750mlと決めたのが、現在の通常のボトルの量のきっかけなのだそうです。そして、Groszerという綴りは、ドイツ語を学んだ事がある方なら、あれ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、昔はドイツ語のßをszと書きました。ブランドのイメージも100年くらい前の古き良き時代のオーストリアですので、綴りやデザインもこだわったそうです。