だだちゃ豆とは
だだちゃ豆は、鶴岡の人々から頑固なまでに守られ、育まれてきました。 鶴岡市の一部でしか育たず、少数の農家が種を自家採取し栽培をしており、夏の短い期間しか収穫することのできない非常に希少な品種です。その独特の強い香りと、噛めば噛むほど口に広がる濃厚な甘みは他の枝豆を凌駕するほどです。
【だだちゃ豆の名前の由来】
「だだちゃ」とは、庄内地方の方言で「おやじ」「お父さん」という意味。その昔、城下町・鶴岡が庄内藩だった頃、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていた事から、だだちゃ豆と呼ばれるようになったと言われています。