≪高座豚≫高座豚手造りハム

屋号説明

本物の味を求め、養豚から製造までを一貫して実施
手塩にかけて育てた豚肉と、ドイツ人マイスターの
レシピをもとに造りあげた味をお客様の食卓へお届け。

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会長のコメント

高座豚手造りハムは、「昭和60年度地域農水生産物利用高度化施設整備事業」の一環として、国や県から補助を受け、神奈川県の地域特産物づくりに取り組むため1985年11月13日創業致しました。

おいしく、安心して召し上がっていただける豚肉を追及して、餌づくりから肥育・改良に研究と努力を重ねて四半世紀が経ちました。私たちの育てた豚を素材として造り上げた本物の味を、お客様の食卓へお届けさせて頂きます。

近年における食文化は、いろいろな意味で見直しと消費者ニーズの変革にいかに対応したらよいか問われております。私たちは、生産者から消費者へ直売方式をとり、今後さらに製品の品質向上と新製品の開発に努力するとともに皆様の食生活に貢献したいと願っております。今後とも、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

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高座豚の歴史(明治〜昭和初期)

高座豚の歴史は明治時代に遡ります。明治中期以降、富国強兵の一環として畜産業が推奨され、旧高座郡綾瀬村でも、腐食性火山灰土の畑作地帯で採れるサツマイモや麦を飼料にした養豚が盛んになりました。
高座豚という名前の由来の地である高座郡は現在は綾瀬町、寒川町、だけですが、高座豚の飼育が盛んであった大正末期には、更に海老名町や藤沢町、相模原町などを含む神奈川県の県央の農村地帯でした。
昭和初期には、良質な味と肉質から、薩摩黒豚と並んで全国的に知られるようになり、戦後のピーク時には3000頭前後の飼育が行われていました。

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高座豚の歴史(高度経済成長期)

ところが、1950年代後半、高度成長期時代に入り、1970年代半ばに高座豚はほぼ全滅状態になってしまいます。元々高座豚のルーツはイングランド原産のミドル・ヨークシャー種ですが、純粋な中ヨークは昭和40年前後にほぼ全滅。現在では血統50%のものが主流となっており、それさえも"幻の豚"と呼ばれています。生育期間が一般の養豚の2倍以上、一頭あたりの肉量が少なく、病害に弱いなどの理由から飼育が難しく日本人の豚肉消費量の飛躍的な増大に伴い、大量生産が可能な外国種にシェアを取られた高座豚は飼育頭数が激減し、本来の高座豚はほとんど絶滅の危機に陥りました。

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高座豚の歴史(1980年代〜2000年代)

1980年代半ばに、志ある地元養豚家達が幻となった高座豚の復活に立ち上がります。
イギリスへ渡って、ヨークシャー種を買い付け、良質な自家配合飼料の開発、徹底した飼育管理の合理化、繁殖母豚の改良を重ね…20年に及ぶ研究と努力の結果、完成復活したのが、素晴らしい肉質を持つ新生高座豚です。現在の高座豚はこの新生高座豚。ほとんどの高座豚は、ハム、ソーセージ等の食肉加工品や、ごく一部の飲食店に卸されるのみで、非常に貴重な存在です!

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