栗駒フーズ

屋号説明

栗駒高原の自然の中で、育った牛から「コク」のある牛乳づくり
温泉の地熱エネルギーを利用し、低温殺菌牛乳とヨーグルト等の
乳製品を生産、販売。新エネ百選や環境大賞などの賞を受賞。

沿革

奥羽山脈、秋田県、西栗駒山麓で、農事組合法人皆瀬牧場を中心とした300頭の搾乳牛を育成している仲間が、今の酪農事情や、これからの酪農の将来を考え、昭和62年3月から話し合いを重ね、通産省資源エネルギー課と、温泉が豊富に沸いている皆瀬村の指導を受け62年10月、株式会社栗駒フーズを設立し、62年度の通産省「地熱エネルギー利用モデル事業」により、全国で初めての温泉熱を利用した、乳製品の処理加工場建設に入り、63年4月より営業を開始した。15名の仲間が、1000万円の資本金を出し、それに融資や補助金も含めて「一億円」を超える投資にふみきり、小さくても自慢できる最新の自動化された設備を整えました。そして、消費者の皆様が、小安温泉にお越しの際、牛乳、ヨーグルトが製品化される様子が、外から良く見えるように機械を配置しました。

社長のコメント

本物の乳製品を皆様へ

日本の飲用牛乳は、120℃以上の超高温殺菌処理が普通です。高温殺菌すると、牛乳の性質が変わることが実験から明らかです。当社では、65℃の低温殺菌を実施、欧米並みの殺菌処理で、お客様にお届けしています。

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牧場のお話

<栗駒フーズの乳牛は、高原のさわやかな自然の中で、のびのび育っています。>

◎BM菌について
栗駒フーズに原料乳を提供する皆瀬牧場では、牛の肥料や牧草の堆肥にバイオマス資源を最大限に循環利用し環境の浄化を行うために『BM活性菌』を取り入れております。 そのため、悪臭や蚊・ハエなどの害虫の発生も無く、清潔な環境で健康な牛が飼育されています。

◎牧場について
牛舎は、牛が自由に動けるフリーストール牛舎を採用。 放し飼いに近い環境を作り、牛にかかるストレスの軽減に努めています。 のびのびと育った牛から、新鮮な牛乳を搾る牧場内搾乳室(パーラー)は、牛舎と完全に分離するなどして、徹底した衛生管理に取り組んでおります。

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牛乳のお話

<本物をあなたに>

◎低温殺菌牛乳ってなんだ?
牛乳には低温殺菌(62度〜65度で30分間殺菌)のものと、超高温殺菌(120度〜130度で1〜3秒)とがあります。私たちの飲んでいる牛乳のほとんど(98%)は、超高温殺菌の牛乳です。低温で30分かけるより、超高温で1〜3秒で殺菌した方が、早くたくさん牛乳を作れます。日本では、超高温殺菌が普通牛乳ですが、ヨーロッパでは低温殺菌だけがフレッシュミルク(普通牛乳)として売られています。
また、冷蔵庫に入れなくても、60〜90日も長持ちするといわれているLL牛乳も出まわっていますが、酪農王国デンマークなどでは、LL牛乳は、「乳児、幼児には飲ませてはならない」という表示が義務づけられています。
栗駒高原牛乳は、法律で許されている、最低の温度(65℃・30分間)の『低温殺菌処理』で、搾りたての牛乳が成分をほとんど壊さない自然の形で皆様にお届けしておりますから安心してご利用になれます。

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地熱エネルギーのお話

<全国初の試み。地熱エネルギーを利用して乳製品を作っております。>

秋田県の南に標高1,628mの栗駒山があります。一帯は栗駒高原と呼ばれ、温泉地帯としても有名なところです。この温泉の地熱エネルギーを利用して、低温殺菌牛乳とヨーグルトなどの乳製品の生産、販売を始めました。これは全国初の試みで、昭和62年度地熱エネルギー開発モデル事業としてスタートしました。

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