大正8年創業 香住屋の一夜干し

屋号説明

島根県浜田港で獲れた新鮮で美味しい干物をお届け
のどぐろ ⇒ 日本海の赤い宝石と呼ばれる美味しさ!
どんちっちアジ ⇒ 夏が旬。驚くほどの脂ののりです!

大正8年に創業者である川本寅之助が、兵庫県の香住町より浜田港の魚に魅せられここ浜田で料理屋を始めました。お客様にお出ししていた干物などの評判が良かったことから、大正10年に干物屋として香住屋を創業し暖簾を掲げるに至りました。

創業以来、良質なかれいや甘鯛などが水揚される浜田港の魚を中心に、無添加の干物作りに専念し、戦後2代目である川本八郎が大阪や関東などの市場の出荷と、贈答品として小売販売を始め、3代目である川本八洲男が産地直送の基盤を築き、全国のお得意様に販売するようになりました。現在は、4代目である私が、一尾一尾細心の注意を払いながら、代々受け継がれた製法・味を守り続けています。

一夜干しは、浜田港を中心に山陰沖の日本海で水揚された魚を厳選し、季節や天候により塩加減や干し加減を調整しながら、魚本来の旨味を引き出すよう心がけ、味醂干しなどは、祖母から受け継いだ味付けを守り、自家製の味醂だれを作っています。

八十余年続いてきた暖簾の信頼を損なわないよう、食卓に『やっぱりここの干物は美味しいね。』と笑顔が広がる干物作りをこれからも目指して参りたいと思います。