金城樓 おせち
金城樓について
金沢と共に創業百三十余年。
四季を超え、
月々の旬の味わいへのこだわりを深める金城樓。
美しく華麗な百万石文化の贅と粋を包み込み、
老舗料亭金城樓が心を込めて代々育んできた
伝統の加賀料理を、
ご接待、ご会食、ご慶事、ご法事など、
様々な場面でお役立てください。
金城樓の歴史とあゆみ
創業の地である浅野川界隈(橋場町、尾張町、並木町、主計町、東山など)は、 古くから商人の街として発展しただけでなく、金沢の雅びを象徴する華やかな文化がたいそう栄えた地でもありました。この古き情緒をたたえる地で、金城樓は百三十余年の歴史を歩んできました。伝統文化と匠の技、そしておもてなしの心を丁寧に受け継ぎ、いまも尚、古都金沢を代表する老舗料亭のひとつとして親しまれています。
ごあいさつ
1890年の創業以来、伝統の美術、文化、工芸の町 金沢と共に歩んできた老舗料亭 金城樓。しかし私たちが担う歴史は、創業史の範疇に留まりません。創業者土屋九兵衛が手にした前田孝敬屋敷跡には見事な建築と庭園が存在し、美しく華麗な百万石文化の贅と粋を既に宿していたのです。その現代では失われつつある古き良き日本文化を次の世代に繋ぎ、国内外へ発信していくことが金城樓が果たすべき第一の使命です。そして自分たちが「文化の担い手」であるという誇りと気概が、現代を生きる私たちを突き動かしています。
また金城樓は、一流料亭という地位に甘んじることなく、味、心、雰囲気すべてにおける「超一流」の老舗料亭旅館を指向します。お食事、ご宿泊、ご婚礼、ご法事に至るまで、加賀の伝統様式にのっとった場をご提供できるのは、金城樓をおいて他にないと自負しています。お客様の生涯の節目に、記憶に残る大切なひとときを作り上げることが私たちの喜びです。
昨今は金城樓という存在を広く知っていただくため、各種催しや広報活動を通じて積極的に魅力を発信しています。贅を尽くした優美な伝統を守り、繋ぐために、私たちは進化を恐れません。そして、金沢ひいては日本文化の担い手としての誇りを胸に、いつの時代も心を尽くした最高のおもてなしでお客様をお迎えいたします。
金城樓 五代目主人
土屋 兵衛