てっぺんとまと生産組合

屋号説明

標高830mの高地で、農薬、化学肥料を使わず育てた
とても珍しい夏でも甘いフルーツトマトが
『てっぺんとまと』です。

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高知県中部を流れる日本一の清流・仁淀川。その最源流のひとつ中津渓谷を遡った奥の奥、標高830mの高地が「てっぺんとまと」の生まれ故郷です。
高知市内からクルマで仁淀川を遡ること1時間半、さらに支流中津渓谷沿いの急な林道を30分、突然視界が開けた場所に西森常晴さんの経営する「てっぺんとまと」の農場があります。

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 経営者の西森常晴さんは昭和22年生まれの67歳、ここでトマト栽培をはじめて、今年で19年目に入ったというベテラン農家だが、元は地元の公務員でした。20年前、公務員の職を辞して村長選に立候補したものの惨敗、仕方なく生活のためにトマト栽培をはじめたという変わった履歴の持ち主です。
 「てっぺんとまとの生みの親は、村長選の惨敗ですかね」と西森さんは笑いますが、素人ならではの怖いもの知らずで、夏トマトの栽培にチャレンジ、成功したというわけです。

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 近年はG-Callショッピングでもお馴染みの山下農園の山下一穂さんの薫陶を受けて、すべてのトマトを農薬不使用栽培にするという大胆な手を打ちました。ですから「てっぺんとまと」のトマトは農薬は使わず、肥料も有機肥料を使い育てたトマトです。
 「有機栽培は土づくりがすべて」という山下農法に学んだ西森さんの1年間は、6月下旬から10月いっぱいまで出荷、11月はハウス内のあと片付け、12、1,2月の3ヶ月は土づくりにあてるというサイクルです。
 農閑期の冬の間は、夏の農作業のための基礎体力づくりのために、朝5時起床で10kmから20kmのウオーキングを欠かさないという西森さん。ハウスの中では一切機械を使わず、手作業がほとんどだという。「理由は?」と尋ねると、「お金がもったいないから」と真顔で応える、ひょうきんで明るいお百姓さんです。