蒜山(ひるぜん)酪農農業協同組合
蒜山で飼育されるジャージー牛の頭数は、なんと日本一!
西日本屈指のリゾート「蒜山高原」が舞台
岡山県北部、標高500mに広がる大草原こそ西日本屈指のリゾート地「蒜山高原」。
一面の緑と、見渡せば、遥かにそびえる中国地方最高峰・大山の稜線。四方自然に囲まれたこのステージこそが「蒜山酪農」のホームグラウンドなのです。
この地で半世紀…蒜山酪農が共に時を刻んだ大家族、それが1956年の組合創業以来、一貫してこだわり続ける「ジャージー牛」。
今では飼育頭数日本一(約2000頭)を誇り、ジャージー牛を語るうえで、蒜山の名ははずせない場所になりました。
人間にとって心癒される場所として定着するということは、牛にとっても最高の環境であるということ。そんなストレスのない環境の中で、良質の製品が生産されているのです。
英国王室にも愛された幻のジャージー牛
蒜山酪農の味を支える大黒柱・ジャージー牛は、英仏の海峡に浮かぶチャネル諸島の「ジャージー島」が原産。この品種は、世界の5大乳用種の中で最も高い乳成分を持つ小型の牛で、栄養価の高い濃厚な牛乳を産する乳牛種として非常に高い評価を得ています。
蒜山の自然が生み出す黄金色のミルク
ジャージー乳の特徴はその濃さ。乳脂肪5%前後、無脂固形分が9%以上。濃厚な成分は、黄金色に輝く色味からも伝わってきます。その味を支えるのは、蒜山の大地に育つ栄養価にとんだ「牧草」なのです。栄養価の高い牧草を採るには肥えた土壌が必要。そのために、土壌の分析を行い、土地改良にも努めています。
ジャージー牛は、体の脂肪がβ-カロテンによって黄色みがかる特徴があり、牛乳にもその色味が繁栄。淡い金色を帯びた美しい色は、「GOLDEN MILK」と讃えられています。蒜山高原に育つ牧草には、なんとこのβ-カロテンが豊富に含まれており、恵まれた環境とも相まって、驚くほどにピュアで、濃厚な黄金のミルクが生み出されるのです。