道南伝統食品協同組合

屋号説明

日本一の生産量と最高級の品質を誇る
北海道南茅部町の南茅部白口浜真昆布
松前藩の時代より“献上昆布”として有名です。

北海道南茅部町が誇る日本一の生産量と最高級の品質で知られている南茅部白口浜真昆布は古き蝦夷・松前藩の時代より“献上昆布”として有名。
別名“天下昆布”“昆布の絶品”と言われています。

また、宮廷・幕府の時代では“菓子昆布”とも賞されて珍重されました。
昆布の里、昆布の生産に最適な南茅部町に起源を発して古代日本食文化の伝統を頑なに守り続けています。

“道南伝統食品協同組合”は南茅部(尾札部、川汲、安浦、大船、臼尻、木直等)の漁業者・加工業者10事業所が中心となって道南地方の伝統食品とその食文化を紹介し、21世紀に道南地方の伝統食品とその食文化を普及継承を提案いたします。

屋号説明

北海道、南茅部の海は、北からの親潮(還流)と対馬暖流が交じり合い,昆布の生育に適した水温であること、大小30数河川からの豊富な栄養の流入や、おき出しが遠浅のため、太陽の照度が十分にあること、更に昆布に必要な珪素を多量に含んだ酸性岩地帯であることなど、いくつもの好条件重なり合った願ってもない好環境となっています。
 この天然のゆりかごで育った南茅部の昆布は、その切り口の色から、白口浜真昆布と呼ばれ、上品な味わいの澄んだダシが取れ、日本料理には欠かせない最高級のダシ昆布として折り紙つきつきです。また塩昆布やおぼろ昆布などの加工用としても人気があります。

屋号説明

良質な昆布の産地として知られている南茅部町は、世界最古の蕎麦の実、日本最古のアワ・ヒエの種子が発見されたところです。
昆布の歴史はさかのぼること3000年、はるか太古の昔から日本人独自のうまみ文化と、世界に誇る味への感性が育まれてきたのです。
食の起源村は、太古の昔へのロマンと、頑固なまでの食へのこだわりをこめて作られた優良品のみに使用される商標です。
この製品は昆布本来の旨味と香り、そして優れた栄養価を少しも損なうことなく手軽に安心してお召し上がりいただけるように加工された商品です。
自然の恵みをたっぷり受けた良質の昆布、熟練した職人のわざと伝統の味を心ゆくまでご堪能下さい

屋号説明

昆布の歴史は古代に及ぶ。今から2000年以上も前に、秦の始皇帝は不老長寿の仙薬を昆布に求め、日本にその使者を送ったという、その仙薬こそ“真昆布”であったといわれる。

昆分の語源は海帯(かいたい)・給布(くわんぶ)・軍布(ぐんぶ)と変遷し、平安朝に至って和名仮名で比呂米(ひろめ)・恵比須米(えびすめ)となった。古代より、蝦夷地よりの朝貢品として用い、都では貴重なものであった。そして比呂米は「弘め」に通じるとして縁起物の第一とする習慣となった。
宮廷では「だし」として「かつお節」、寺院では「昆布」を用いた。宮廷が進物に「のしあわび」、寺院では「昆布」を贈り物として現在にいたるまで、その価値を伝えている。 今日、正月の鏡餅にしいたり、結納時に「子生婦」にして昆布を利用しているのだが、その極上品が“南茅部産天然真昆布”である。