上田銀器工芸/銀のカトラリー

屋号説明

伝統工芸士の称号に相応しい日本独特の精細な
技法を用いて、皇室や宮内庁のカトラリーを製作。
数世代に受け継がれる銀の洋食器をご紹介。


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数世代に受け継がれる上田銀器のカトラリー

上田銀器工芸の銀製品は「美しさと実用性と耐久性」を追求し創業80余年の培われた精細なる技法を駆使して創られています。国際的にISO にて制定されているシルバー925を用い、「格調高い記念品」を一筋に卓越した技術に責任とプライドを持ち心を込めて製作。皇室や宮内庁のカトラリーの製作をはじめ、TVドラマ「華麗なる一族」の撮影に上田銀器工芸の銀食器が使われるなど、各方面で高い評価を受けています。

もしあなたの家に銀のスプーンが一本あり、それが100年前から残されたものであったなら、おそらく貴重なものとして大切になさっていることだと思います。もし、それが金製であれば売られてしまっている可能性もあります。銀は売るほどでもなく、捨ててしまうようなものでもなく、自然な形で受け継がれていくものです。スプーンに傷があったとしたら、それは100年前につけられたあなたの家系の歴史を思いおこす傷跡です。子供の頃、柱に身長の傷を付けたのと同じようにいとおしく感じられるものなのです。

(画像)華麗なる一族で使用のカトラリー≪マンハッタン≫




銀から発生するイオンの抗菌作用に注目

抗菌まな板は何でできているのでしょうか。AG(銀)入り靴下、化粧品が近年話題です。グラスに銀のスプーンを入れて水を飲むと美味しくなると言われていたり、欧米で出産祝に銀のスプーンを贈る習慣があるのはなぜでしょうか。

銀から発生するイオンは、菌の呼吸器に付着し菌の繁殖を抑えます。水が美味しくなるのは、イオンにより水が浄化されるから。銀のベビースプーンを贈るのも抗菌作用があるためでしょう。銀製品は毒を感知すると変色するため、昔は王侯貴族で使用されていました。現在は抗菌や美容への効果が話題になっています。






銀食器は永遠に朽ち果てない貴方の財産です

大切に手入れし使う事で銀食器は豊かさとぬくもりを次の代へと伝えていきます。手にしたときからあなたの銀の歴史が始まります。銀のカトラリーでおもてなしをすることにより、お客様の心に思い出の一つとして残るでしょう。何より日々ご使用になり、思い出が刻まれていくこと。それは銀食器を愛する方ならではの楽しみです。

銀食器がもたらす優雅なときをライフスタイルの中で演出されてはいかがでしょうか。







上田銀器工芸代表取締役 上田耕造氏 略歴

昭和 14年 東京都台東区に生まれる
30年 鍛金師父上田新次郎(創業大正15年)に師事。金工技法を修行
34年 皇后美智子様御成婚の折、白樺のお印入り銀食器制作
同年 宮中晩餐会用銀食器を製作
50年 上田銀器工芸株式会社設立、代表取締役に就任
平成 2年 通商産業大臣指定・国の伝統工芸士の資格を修得
同年 皇室雅子様の浜茄子のお印入銀食器を製作
6年  東京都伝統工芸指定・伝統工芸士の資格を修得
12年 東京銀器の振興と業務に精励した事により黄綬褒章を受章
14年 東京金銀器工業協同組合理事長就任
15年 全日本金銀創作展開催委員会会長就任
19年 TVドラマ・華麗なる一族の撮影に、多数の銀食器を提供
21年 第10回全日本金銀創作展にて東京銀器伝統工芸士会会長賞受賞