下山静香

長くスペインで学び「スペインの心を持つピアニスト」と呼ばれ
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桐朋学園大学卒業。 同・室内楽研究科修了。
写真は23歳の時
ヨーロッパ各地での音楽祭・マスタークラスに参加、演奏会に出演。
99年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてスペインのマドリードへ。故R.M.クチャルスキのもとで研鑽。 その後バルセロナのマーシャル音楽院にて、C.ガリガ、故C・ブラーボ、故A.デ・ラローチャの薫陶を得る。アランフェス、マドリード、バルセロナほかに招かれリサイタルを行い、「スペインの心を持つピアニスト」と賞される。
これまでNHKスペシャル・ドキュメンタリーやドラマ、美術展などにおいてピアノ演奏を数多く担当。 NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK・Eテレ「ららら♪クラシック」、NHK-BS「ぴあのピア」、 TBS-BS「本と出会う」、フランス国営放送ラジオなどに出演。
フランスでの収録現場
室内楽・二重奏も重要な活動軸とし、 これまでにチェコ三重奏団、ウィーン・ヴィルトゥオーゾ、チェコフィルハーモニー六重奏団、S.フッソング(acco.)、 M.ホッセン(vl)、A.ニクレスク(vc)、R.シメオ(trp)などの海外アーティストと共演。 スペインと中南米の室内楽を紹介する主宰シリーズをはじめ、ソロ、室内楽双方で個性的な演奏会シリーズを複数継続中。
リリースCDは5枚。「知性と感性に優れた演奏」(レコード芸術)、「透明な抒情性と詩情に満ちた佳演」(レコード芸術)などと評されている。 現在、ピアニストとして国内外で活発な演奏活動を展開するかたわら、執筆・講演・朗読とこなすユニークな存在として注目を浴びる。 共著6冊、翻訳書(スペイン語を和訳)1冊、日本語からスペイン語への共訳書多数、校訂・解説楽譜2冊がある。
桐朋学園大学音楽学部、東京大学教養学部 各非常勤講師。
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