水幸苑
愛媛宇和島の山紫水明な「岩松川」のほとり
「水」へのこだわり
すっぽんを育てている場所は、岩松川の支流です。この岩松川の水は初夏になると今でもホタルがたくさん舞うほどの綺麗な水です。
さらに山間部にあるため水温も気温も低く、すっぽんにとって、とても大事な冬眠期間が長く確保できます。
「地域」へのこだわり
この地域はもともと米の生産地として有名でした。しかし、最近では過疎化が進み、米の生産者が高齢になり米を作るには体力的に厳しい状態になったり、跡継ぎ不足などが原因で、耕作放棄地が目立つようになってきました。
私たちはこの耕作放棄地をお借りしつつ、土地の所有者にお手伝い頂きながら、すっぽんを育てています。「地域の仲間と支え合いながら豊かな人生を謳歌できる!」これも水幸苑の目標です。
「すっぽん」へのこだわり
とにかく健康で元気なすっぽんをご提供できるように抗生物質を一切使わず育てています。
その元気さについては、以前、某大学にて『すっぽんの病気とその治療』についての研究を行うにあたり、私たちのすっぽんを提供させて頂いたことがありました。数日後「一般的な養殖池と同じ条件にしても、一向に病気にならず研究にならない」とクレームを頂いた程です。笑い話のような話ですが、それほど健康なすっぽんを提供している証でもあります。
すっぽんは夏に栄養を蓄えて、その栄養を糧に冬眠期間を乗り越えます。成長するまでには3年以上の年月をかけ、生育と冬眠を繰り返します。この生育と冬眠の質を支えているのが、夏場に与える配合飼料に小アジなどの魚介類と杜仲茶・高麗人参・野菜類を配合した餌と、山間部の冬ならではのとても低い水温です。この質の高い生育と冬眠を繰り返すことで、身も脂肪も締まり、上質なすっぽんとなります。
自然豊かな「岩松川」とこだわりの餌とのバランスが、私たちの「美味しさのこだわり」を可能にしています。