宮縁果樹園 みやえんかじゅえん

屋号説明

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沖縄本島から300km南に位置する宮古島。
暖かい亜熱帯の気候、ミネラル豊富な地下水と、弱アルカリ性の土壌は、果物の生育に適しています。

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「奇跡のマンゴー」の品種は、 アーウィン種と呼ばれるアップルマンゴーの種類のひとつで、 日本では南から、石垣島、宮古島、沖縄県をはじめ、九州中南部、和歌山県でおもに栽培されています。

「奇跡のマンゴー」は 「宮古島の自然」と「宮縁果樹園」が生み出した濃厚な甘みが特徴の「アップルマンゴー」です。

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「宮古島」では、12月頃から小さな芽が出始め、年明けの1月〜2月頃にはもう花が咲き始めます。

樹木には、「水」と「土」と「太陽」の光が大切ですので、適度な水やり、土壌の手入れなど、また、それぞれの「葉っぱ」に十分な日光が当たるようにしたり、葉や枝の重みで、枝が折れないように紐で吊ったりして、 まんべんなく枝葉が広がるような形に整えてあげます。

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マンゴーの花は、小さな花の集まりでブドウの房のような大きな三角形になり、この花同士がぶつかったりすると、生育に影響が出たり、枝や花穂の重みで折れたりしてしまいますので、手作業で1本1本丁寧に天井から吊り下げていきます。

しばらくすると、受粉の時期を迎えますが、マンゴーは、虫媒花(ミツバチなどの昆虫が花粉を集める際に、体についている花粉が移って、受粉を助けてくれる方法)ですので、自分で受粉を行う事ができません。

そのため、「宮縁果樹園」では、より自然の環境に近づけるため、昆虫たちの「訪花活動」に任せています。

こうして受粉した、小さな花のひとつひとつが育って「奇跡のマンゴー」になるのですが、すべての実が大きく育つわけではなく、育ち具合などを見極めて「摘果」(てきか/ほかの農産物でいう間引き)を行います。

マンゴーの木には、1本あたり、実が約200個程なりますが、初めに、6割程度の約130個ほどを摘果して、「奇跡のマンゴー」の候補となる、 約70個くらいまで減らします。

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選別された果実は「宮古島」の太陽をいっぱいに浴びてどんどん大きくなっていきます。大きく育ちそうなものを見極めて、1本の樹に約50個くらいになるまで摘果を繰り返します。

そうして、養分を蓄えて大きくなる果実を、枝や葉っぱで傷つけないよう、果実のなった枝を「枝つり」していきます。
(果実の丁字部分に掛かっている紐で枝つりをしています。)

こうして、果実の育ち具合を見ながら、最終的に1本の枝に2個くらいになるまで摘果します。これらを丹念に育てて「奇跡のマンゴー」になるわけです。

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「奇跡のマンゴー」の品種である「アップルマンゴー」は食べごろになると「もう食べれるよ〜」と自然に枝から落ちる性質を持っています。

そのため、少し紫がかった「濃い赤紅」色に育ってきた「奇跡のマンゴー」に、今度は「袋掛け」をしていきます。

これはマンゴーが「完熟」した時に「地面」に落ちて傷ついてしまうのを防ぐのと南国特有の強い日差しで「日焼け」するのを防ぐ意味があります。

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マンゴーの果実は、完熟近くになると甘く濃厚な香りが漂い始めます。

人の手で育つのを手助けしているとはいえ、やはり、自然のものですので収穫時期は、その年の気候や育ち具合によって前後します。
早いものでは毎年、6月末頃から「自然落果(下)」が始まり、まずはその年の完熟具合や糖度などを確認します。

「奇跡のマンゴー」の品種である、アップルマンゴーは、他の品種と違い、果実が非常に柔らかく、皮も薄い為、硬いものにあたったりするのはもちろん、強く掴んだりしただけでも、そこから傷み始めますので取り扱いにはとても気を使います。